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- <相談 Question>
- 質問がありますのでよろしくお願いします。
1)手術中、緊張などで眼球が動いた場合でも安全なのでしょうか?
動かさない自信は全くありません。
2)正視に戻すと近場が見にくくなり、遠視用の眼鏡が必要となりますか?
また、その場合を考え矯正視力を低めに抑えることはできますか?
(年齢的に老眼が出てくるはずなので)
3)眼球の強度のための角膜ベッドをどれくらい残しますか?(-8D 強度近視です)
4)フラップがひずんで乱視とかになることはありますか?
また、その場合の修正は可能ですか?
- <回答 Answer>
- 1)手術中は、まぶたが閉じてしまわないよう、眼を開かせる器具を使い、大きく開けて固定します。
中心周辺部を見て頂ければ、眼球追尾装置が作動し、手術中に眼が動いてもレーザーが眼の動きにあわせて動く為、自動的に眼球中心部にレーザー照射されます。
数十秒間で照射は終了します。
2)通常、治療を行う際には、近視乱視がほぼ無くなる状態(正視といいます)になるように、治療を行います。
正視というのは、普通に眼が良い方と同じ状態ですが、レーシック治療そのものは老化現象を防ぐものではないため、レーシック治療をお受け頂いても、40代中頃になると、普通に眼が良い方と同じように、手元が見えづらくなってくる老眼の症状が出てきます。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えてピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。)
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック治療では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
治療により眼が良くなった場合には、もともと眼が良い方と同等の条件になるとお考え下さい。
普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
老眼の対策としてわざと近視を残すことにで、より近くを見やすくすることも可能です。
治療をお受け頂く場合、わざと近視を残し、遠くの視力を 1.0前後にしておくと、軽度の老眼が始まった場合でも、近くを見ることが可能かと思われます。
しかしながら、老眼の症状は年齢とともに徐々に進行していきます。
そのため、ある程度老眼が進んできてからも、手元が見えやすいようにするために、ある程度の近視を残しておくことが必要であり、ある程度老眼が進んでも、手元が見えやすくするためには、遠くの視力を 0.6前後までにしておく必要がございます。
どの様に治療を行うかは、ご希望によって調整することは可能ですので、その様なご希望がございましたら、検査及び診察時にお申し出下さい。
3)レーシック治療に際しては、角膜の強度はフラップを除いた角膜ベット厚と呼ばれる厚さで評価されますが、一般的には角膜ベッド厚は 250ミクロン以上残すべきだと言われております。
当院で行っているイントラレーシック治療では、フラップの厚さを80〜90ミクロンで作成することが可能であり、計算上は80〜90+250=330〜340ミクロンでも手術は可能ですが、 やはりある程度、角膜の厚さには余裕があったほうが良いかと考えますので、1回目の治療では出来るだけ角膜ベッド厚は、当院では 300ミクロンは残して治療を行っております。
4)フラップとは、角膜に切り込みを入れフタの様にしたものです。
レーシックは、角膜の表面を一部めくりフラップと呼ばれるフタを作り、その露出した部分にレーザーの照射によって角膜を削ることで光の屈折率を調節し、近視乱視を矯正します。
その後フタを元に戻して手術を終了します。
人工物は入れません。
フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧 (引っ張る力)により接着します。
その後、角膜の上皮細胞が再生して 3ヶ月でほぼ完全に接着します。
取れてしまうことはありませんのでご安心下さい。
ほとんどの方は治療後は良好な視力を維持されておりますが、近視の進行は遺伝や環境など様々な要因に関係しており、レーシック治療そのものは近視乱視の進行を予防するわけではないので、レーシック治療後に良好な視力に回復された場合でも、術後の生活によっては少し進行する可能性もございます。
また、当院で治療を受けられた患者様の約98%が1回の治療で 1.0以上の良好な視力に回復されておりますが、レーザーの効果には個人差があるため、もともとの近視乱視度数が強い方の場合は、1回目の治療でも近視乱視が残り、視力の回復が不十分になる場合もございます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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