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<相談 Question>
先日検査を受けたところ、眼球の表面が平面に近いためレーシックの施術は受けるべきではないと診断されました。
ラゼックなら施術可能との事で簡単な説明をしていただきましたが、いくつか疑問点が出てきましたのでメールさせていただきました。
1.HPや資料ではレーシックはマイクロケラトームという金属性のカンナを使うよりも均一な厚さできれいなフラップが作成できるという事でした。
レーシック経験者の方からエピレーシックは金属(マイクロケラトーム)を使うため炎症を起こしやすいというお話を聞いた事もあります。
ラゼックで用いるマーキング用の専用器具というのもマイクロケラトームと同じような物だと考えてよいのでしょうか?
レーシックで作成するフラップより質は劣ってしまうのでしょうか?
2.HP上でレーシック症例数世界No1と記載がありますが、ラゼックの症例数はどの程度あるのでしょうか?
名古屋 でのラゼック実施は9月に始まると伺っており、始まり次第施術を受けたいと考えているのですが、その場合、ラゼック施術の経験がある眼科医の方に施術していただけるのでしょうか?
3.ラゼック施術後の視力データが記載されていませんが、レーシックと同等の効果があると考えてよいのでしょうか?
4.ラゼックの経験者の方のお話を読んだところ、施術後は激痛のため仕事は1週間程度たたないと辛いという記載がありました。
仕事の都合で長期の休暇は難しいのですが、施術翌日の検診で問題がなければ翌々日の仕事は可能なのでしょうか?
3日後検診までは休暇をとるべきなのでしょうか?
なお仕事は調剤薬局で薬剤師をしております。
PCは薬歴記入などで約5分を間隔を開けながら1日に30回程度使用します。
長々と失礼いたしました。
ご返信よろしくお願い致します。

<回答 Answer>
1.レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正するのですが、もともとの角膜にゆがみがある場合には、削った後にも再び角膜のゆがみが生じやすいと言われております。
そのため、角膜にゆがみがある方には、レーシック治療はお勧めできません。
尚、前回の検査結果では、角膜にゆがみを認められましたが、そのゆがみは僅かなものであったため、できるだけ治療後に角膜が再びゆがんでしまうリスクを低くし、尚且つ、角膜の強度を保つことのできる治療方法である、『ラゼック治療』をお勧めさせて頂いております。
ラゼック治療は薬品(アルコール) を使用して上皮細胞層の接着をゆるくして剥離し、レーザーを照射して近視乱視を治療する治療方法です。
従来のレーシック治療にてフラップの作成の際に用いられるマイクロケラトームは、眼球専用のカンナ(金属製の刃物)でございますので、ラゼック治療では使用しませんので、ご安心下さい。

2.当院ではイントラレーシック治療のみならず、ラゼック治療も 2,000症例以上と数多く行っております。
また、名古屋 でラゼック治療を担当するドクターに関しましては、当院にて以前より勤務しており、イントラレーシック治療やラゼック治療の十分な治療経験のある院長の根本ドクターをはじめとした、数名の眼科専門医にて行っていくことを予定しております。
また、名古屋 にても東京 や大阪 と同じ機器を用いて治療を行っていく予定でございますので、名古屋 にても安心してラゼック治療をお受け頂くことができるかと思われます。

3.当院で行ったラゼック治療3ヶ月後の平均視力は 1.5以上と、イントラレーシック治療と同様に良好な結果が得られております。

4.ラゼック治療後は視力の回復に時間がかかること、手術後数日間は痛みが伴うことがイントラレーシック治療とは異なってきます。
また、イントラレーシック治療の場合は、手術翌日からはある程度安定した視力が得られ、また痛みもほとんどないため、治療翌日もしくは翌々日からの仕事への復帰は可能ですが、ラゼック治療では手術後視力の安定に時間がかかることや、痛みを伴うことなどから、手術後4日間はお仕事をお休みできる時期に治療をお受け頂くことをお勧めしております。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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