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- <相談 Question>
- 初めまして。
熊本県在住の会社員です。
ご質問、ご相談がありご連絡させて頂きました。
私は13歳頃から近視になり、現在は両眼とも0.04ほどです。
普段は眼鏡で、休日コンタクトを使用しています。
現在、イントラレーシックでの近視矯正手術を検討しています。
時期は、仕事の都合もあり10月頃を考えています。
ただ昨年、右目に飛蚊症の症状が現れ、眼科で診察を受けたところ、網膜穿孔と診断され、11月に穿孔部分の周辺を焼くレーザー手術を 受けました。
現在は、飛蚊症の症状は残ってはいますが視力、見え方とも特に異状はありません。
このような場合、イントラレーシックの手術は受けられるのでしょうか?
インターネットで調べてはみましたが、はっきりしたことが分からず、ご質問した次第です。
レーシックは角膜を対象にした手術なので、網膜には直接影響がないようにも思えるのですが。。。
また、熊本に住んでいますので手術後の定期健診をどうすればいいのか気になります。
尚、56歳になる母親もレーシックを希望しています。
母の場合、コンタクトを30年ぐらい使用していますが、使用歴が長いと角膜が薄くなり、手術を受けられない場合もあると聞きました。
視力は0.1弱ぐらいだと思いますが、矯正手術は可能でしょうか?
以上、長文で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
- <回答 Answer>
- 従来のマイクロケラトームを用いたレーシック治療では、眼球に強い圧力がかかる為に、網膜剥離の既往がある方に対しては、レーシック治療が負担となり再発進行する可能性がありましたが、当院で行っておりますイントラレーシック治療の特徴としては、従来のマイクロケラトームを用いたレーシック治療と比較して、眼への負担が少ないことがあげられ、網膜の病気がある場合にも適した治療方法です。
ですから、以前に網膜剥離の手術を受けられている方でも、現在の眼の状態が安定していればイントラレーシック治療は可能です。
入院の上で網膜の手術を受けられた場合は最低手術後 6ヶ月間、またレーザーの手術を受けられた場合は最低手術後 1ヶ月間は空けて頂き、眼の状態が安定していることを確認した上で、レーシックを行う必要があります。
尚、イントラレーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、イントラレーシック治療の適応とはならない場合もございます。
実際に治療が可能かどうか、また、どの位の視力回復見込みがあるかは、検査をして現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
カウンセリング検査は無料ですので、宜しければ一度検査にお越し下さい。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
レーシック治療では角膜を削ることによって屈折の度合いを変え、近視乱視を矯正しますが、もともとの網膜の状態が改善されるわけではございません。
また、レーシック治療は硝子体には影響を及ぼしませんから、残念ながら飛蚊症は改善しません。
もともと近視が強い方は、網膜の疾患にかかりやすく、レーシック治療をお受け頂かない場合でも、年齢による変化として、網膜剥離や網膜裂孔等が生じる可能性がございますので、いずれにせよお近くの眼科にて半年か1年に一度は、定期健診(眼底検査)をお受け頂くことが大切です。
また、急激に飛蚊症の症状が悪化したような場合には、できるだけ早めにお近くの眼科、もしくは当院に受診して頂くことをお勧め致します。
翌日検診後の通院につきましては通常、 1週間後、 3ヶ月後の検診を行っております。
遠方の方の場合は、手術でご来院の際、お住まいの都道府県内の眼科をご紹介しております。
紹介眼科リストからお選び頂くか、当院に通院頂くかの、どちらかをお選び下さい。
地域が限られておりますので、ご不便かと思いますが、何卒ご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
当院では幅広い年代の方が治療を受けられており、40歳代、50歳代の方も治療を受けられております。
レーシックで治療を行った場合は、普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まります。
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック治療では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えてピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。)
既に老眼が始まっている方が、レーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
また、手元の見え方に関しての違和感の目安としては、現在お使いのコンタクトレンズや眼鏡を装用したまま、手元を見た際に感じる違和感に近いかと思われます。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット(遠くは眼鏡が必要なくなる)、デメリット(近くを見る際には老眼鏡が必要となる)をよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くとよいかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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