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<相談 Question>
将来、フラップを作らずに直接目にレーザーを目に当てるだけで治療できるようになりますか?

<回答 Answer>
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で行っているレーシック治療では、フェムトセカンドレーザーにて角膜の表面にフラップと呼ばれるフタを作り、フラップをめくって露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節して近視乱視を矯正するのですが、再生する角膜上皮部分を削ってしまうと上皮の再生により角膜の形状が元に戻ってきてしまい、治療の効果が出ませんから、通常レーシック治療では、角膜上皮を含む表面の部分をフラップとして切開して、その下の角膜実質部分を削ります。
(その後フラップを元に戻して手術を終了します。)
角膜実質部分は再生しませんので、角膜の形状が維持されるため、治療の効果が出ます。

【将来、フラップを作らずに直接目にレーザーを目に当てるだけで治療できるように】なるかにつきましては、現在、研究段階としてはあるようですが、詳細はわかりかねます。
また、見通しも不明です。
フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着し、通常1週間程でほぼ安定し、その後、角膜の上皮細胞が再生することにより3ヶ月程で更に強く接着します。
但し、角膜の表面のみが再生する為、上皮細胞下のフラップが密着するというわけではありませんので、強度的には手術前と全く同じというわけではありませんが、フラップが安定すれば、通常の生活で眼をこすったりしてずれるということはありませんので、ご安心下さい。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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