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レーシックとは?
レーシックとは?
■レーシックって何?
レーシック(Lasik)とは、Laser in Situ Keratomileusis「レーザーを角膜に照射し、修正する」という意味の頭文字を取った略語になります。
その名の通り、レーザー(エキシマレーザー)を使用して、眼の角膜を薄く削り、屈折力を調整して視力を回復させる施術です。
全米でのレーシックの症例数は、年間130万件以上にのぼります。日本では2000年1月厚生労働省(旧:厚生省)に、エキシマレーザーの安全性が認められ、メガネやコンタクトに代わる第3の視力矯正方法として、注目を浴びています。
近年、芸能人やスポーツ選手など著名人が続々とレーシックを受けている影響もあり、日本でも年間約45万件のレーシックが行われています。
■眼の仕組み
- 正視 (網膜にピントが合っている正常な状態)
- 正視(近視・遠視・乱視がない眼)では、角膜を通った光が、角膜と水晶体で屈折し、網膜で焦点が合うようになっています。
- 近視 (網膜の手前にピントが合っている状態)
-
近視の場合は角膜の屈折する力が強いため、網膜より前方で焦点が合います。
遠くの物がぼやけてしまい、はっきりと見えません。
- 遠視 (網膜の後ろにピントが合っている状態)
-
遠視の場合は角膜の屈折が弱いため、網膜より後方で焦点が合います。
近くの物がぼやけて見えます。
- 乱視 (ピントが1ヶ所に定まっていない状態)
-
乱視の場合は、網膜の前方または後方で像の焦点が2つ以上できます。
物がぼやけたり、二重・三重に見えます。
■レーシックはこんな人にオススメ!
・近視・遠視・乱視の方
・裸眼で快適な生活を送りたい方
・メガネやコンタクトが煩わしいと思っている方
・左右の視力差が激しい方
・ドライアイやアレルギーが酷くてコンタクトをするのが困難な方
・スポーツをする方
・出かける際、メガネやコンタクト分の荷物を少しでも減らしたい方
・近視や乱視の度数が強い方
・仕事や美容上の理由で、メガネやコンタクトを使用するのが困難な方
・メガネやコンタクトが原因の肩こり・頭痛・眼精疲労で悩んでいる方
■レーシックによる視力回復方法
レーザーを使用して眼の表面(角膜)に、ふた(フラップ)を作って開き、屈折を矯正するレーザー(エキシマレーザー)をあて、屈折力を変化させて視力を回復させます。
強度近視の方や、乱視の方も治療することができます。
施術時間も約10分ほどで終わり、入院する必要もなく、そのまますぐ帰宅できるので、気軽に施術を受けることができます。
角膜の構造 | ||
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A.角膜上皮 | 角膜の一番表面にあり、再生能力の高い細胞によって構成されています。 | |
B.ボーマン膜 | この上部にある基底部で上皮細胞が作られます。 | |
C.実質層 | 角膜の90%をしめ、主にコラーゲン・タンパク質で構成されています。この層にエキシマレーザーを照射し、屈折力を変えることで視力を回復させます。 | |
D.デスメ膜 | 角膜実質層と内皮細胞層を密着させています。 | |
E.角膜内皮 | 角膜組織に酸素と栄養分を補給するポンプの役割を果たしています。 |
■レーシック施術後の注意事項
メイク
目の回り以外のメイクは翌日より可能です。
アイメイク
術後3日目からアイメイクは可能です。但し、術後1週間は控えめにして頂きます。
※レーシック以外の施術は、術後1週間目までアイメイクは不可。
仕事
仕事は翌日から大丈夫ですが、眼を酷使するようなお仕事(パソコンを使用するお仕事など)は施術の2日後、野外でのハードなお仕事は1週間後位から可能です。
ハロー・グレア
夜間に光がにじんで見えたり、まぶしく感じたりする症状のことで、夜間は見えにくくなる場合もありますので、見え方が安定するまで車の運転はお控え下さい。
目薬
手術後は涙の分泌が減るので、帰宅後4時間位は寝ないで目薬を頻回に点眼して頂きます。
サングラス
施術直後のフラップは不安定な状態ですので、帰宅時や外出時など、風にあたると眼が乾燥し、瞬きをした際にフラップにしわがよることがあります。そのため、翌日検診を受診されるまでは、保護用サングラスを必ず着用して頂きます。
眼帯
就寝時など無意識に眼を擦ることによって、フラップがずれることがあります。そのため、施術後1週間は、就寝時に必ず保護用眼帯を装着して頂きます。