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- <相談 Question>
- LASIK等について何点か質問させていただきます。
1)本をよく読む必要があるのですが、一般に本をよく読む人はどのくらいの視力が最適なのでしょうか?
また、そのために目標の裸眼視力を低めに設定することは可能でしょうか?
2)加入している生命保険会社に問い合わせたところ、同じ日に両眼の手術をすると片眼分しか給付されないそうです。
片眼ずつ別々の日に手術することはできるのでしょうか?
3)近視の人もLASIK等により正視の人と同じように将来的に老眼鏡が必要になるそうですが、LASIK等の目標の裸眼視力を低めに設定しても老眼鏡が必要になるのでしょうか?
4)Epiでは希望した矯正視力が一度では得られないことがKASIKなどと比べて多いのでしょうか?
5)抗うつ剤を服用している人はLASIK等の適応がないようですが、セントジョーンズワートという鬱病の治療にも用いられるハーブを服用することは問題があるのでしょうか?
そのハーブをまだ服用したことはありませんが、これから服用しようと考えていました。
手術後一定期間を経過してから服用することにも問題はあるのでしょうか?
また、抗うつ剤に含まれる何という成分がLASIKの適応を失わせるのでしょうか?
以上、質問点が非常に多くて申し訳ありませんが、詳しいお答えをお願いいたします。
- <回答 Answer>
- 1)3)
本を読むために最適な視力というのは、年齢によっても異なってきますため、一概に申し上げることは出来ませんが、年齢が若いうちは、特に眼のピント調節力も十分にあるため、近視乱視を完全に矯正して普通に眼が良い方と同じような状態に視力を回復しても、特に問題はないかと思われます。
尚、老眼対策として、回復する視力をわずかに 1.0程度に弱めた場合でも、老 眼の始まった初期の段階では手元の見えづらさはやわらぎますが、老眼そのものは年齢とともに進んでいくため、わずかに近視を残した程度ではいずれにせよ老眼鏡が必要になってきます。
回復視力を0.4〜0.6程度に低くしておくと、老眼が出てきた場合でも、しばらくは手元は老眼鏡なしで過ごすことができます。
尚、レーシック治療をお受け頂いた場合には、老眼に関しては普通に眼が良い方と同じようになりますが、普通以上に早くなるというわけではございませんのでご安心下さい。
2)片眼ずつ日を空けて治療を受けられることは、見え方のバランスの観点からも良くはないため、当院では両眼の治療を受けられる場合には、原則として同日に治療をお受け頂いております。
4)当院で行っているエピレーシック治療は、イントラレーシック治療と同様に、手術 3ヶ月後の平均視力が 1.5以上と、イントラレーシック治療と同等の結果が得られており、特にエピレーシック治療だと最終的な視力回復が劣るということはございません。
しかしながら、エピレーシック治療の場合は、特に強度の近視の方は治療後に角膜にヘイズと呼ばれる混濁が残ることがあり、それによって視力の回復が不十分となる場合もございますので、強度の近視乱視の方にはエピレーシック治療は当院ではお勧めしておりません。
5)眼球の中には水晶体といってカメラでいうレンズに相当する部分があり、その部分が伸び縮みすることによって遠近の調節を行っております。
その調節が、特に心療内科のお薬を内服されている場合には不安定になることがあり、正確な検査結果が出にくかったり、手術後の視力が安定しにくくなるなどの可能性があるため、主としてはそのような理由をもって、心療内科のお薬を内服されている場合には治療をお勧めしない場合がございます。
尚、上記のハーブを内服されている場合は、特に眼の状態が問題がなく屈折度数なども安定していれば、レーシック治療をお受け頂くことも可能ですが、実際に治療が可能かどうかは当院にて詳細な検査をお受け頂く必要がございますので、宜しければ一度カウンセリング検査をお受け頂くことをお勧め致します。
尚、検査の結果によっては治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことをご了承下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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