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- <相談 Question>
- 現在、フェイキックIOLの手術を検討しています。
フェイキックIOLの「取り出せば元の目に戻れる」という点にメリットを感じ、レーシックでなくフェイキックIOLの手術を行いたいと思っています。
そこで、教えていただきたいことが3つあります。
一つ目は、私のようにレーシックが出来ないからではなく、レーシックをしたくないという理由からでも、フェイキックIOLの手術は可能でしょうか?
二つ目は、フェイキックIOLのレンズは外から見てそれとわかりますか?
仕事で視力の検査があり、近づいて肉眼で眼球を見られても(機械は使いません)、裸眼と変わらない状態に見えないとまずいのですが、どうでしょうか。
3つ目は、フェイキックIOLのレンズは半永久的なのでしょうか?
レンズがはずれるとかのトラブルは起こりうるでしょうが、そのようなトラブルが起こらなければ、生涯目の中に入れたまま交換は不要なのでしょうか?
ちなみに、視力は裸眼で両眼とも0.3、乱視はなく、視力は10年ほど安定しています。
- <回答 Answer>
- 当院では現在、角膜が薄くレーシック治療をお受け頂くことが出来ない方の治療方法として、フェイキック IOL手術を開始しており、良好な結果が得られております。
フェイキック IOL手術、角膜内リング治療(検査手術術後検診)は、現在のところ東京 のみにて行っており、大阪 では行っておりません。
また、手術後の通院も東京 へ通院が必要となってきます。
イントラレーシック治療が適応となる方で、フェイキック IOL手術をご希望の場合でも、フェイキック IOL手術をご選択頂くことも可能ではございますが、フェイキック IOL手術は、眼球内に人工のレンズを挿入する手術であるため、挿入するのに十分なスペースがあるか、また角膜の細胞の数が充分あるか等、様々な検査を行った上で、治療ができるかどうかの判断を行っておりますので、もし治療のご希望がございましたら、一度検査へお越し頂くことをお勧め致します。
尚、治療の検査の結果によっては、フェイキックIOL 手術もお勧めできない場合もございます。
ほとんどの方は挿入したレンズは特に交換する必要はございませんが、非常にまれに体質的にレンズが合わない場合や、度数が合わない場合などには、交換する必要が出てくる場合もございます。
また、フェイキック IOL手術で視力を回復した場合でも、通常と同じように老化現象は起こります。
将来的に白内障になった場合に関してですが、白内障では現在の治療方法としては、眼球内の混濁した水晶体(レンズ)を人工のレンズに交換しますが、その手術の際には新しく挿入する人工のレンズの度数を調整することで、全体の眼の度数を調整することも可能です。
そのため、既にフェイキック IOL手術のレンズが挿入されている場合には、白内障の手術を受けられる際には、フェイキック IOL手術のレンズを除去して、新しく挿入する人工のレンズ一枚で眼の度数を調整することになるかと思われます。
レーシック治療と比較すると、フェイキック IOL手術は結果のバラつきがやや大きいですが、当院でフェイキック IOL手術をお受け頂いたほぼ全ての方が、1.0以上の良好な視力に回復されております。
角膜を切開した傷は、肉眼でははっきりとはわかりませんが、レンズそのものを肉眼で確認することは可能です。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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