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- <相談 Question>
- 品川クリニックで術後フラップのずれや感染は実際起こった方はいらっしゃいますか?
明日イントラレーシック手術予定です。
手術同意書を読んで見ましたが、長期の合併症の部分に術直後に網膜裂孔や剥離が起こる可能性があるとのことでしたが、どのくらいの割合でおこるのですか。
また、長期的な眼でみても起こる可能性は手術を受けていない人よりも高いのでしょうか。
- <回答 Answer>
- フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着し、通常、1週間程でほぼ安定し、その後、角膜の上皮細胞が再生することにより3ヶ月程で更に強く接着します。
当院で行っているイントラレーシックはフラップが正確でしっかりした形で作れるため、手術後にずれにくいのが特徴です。
手術当日は強く眼をこするとずれる可能性はありますが、手術翌日以降でこすってフラップがずれたケースは、当院ではほとんどありませんのでご安心下さい。
感染症が起きた場合には、眼の痛み及び視力低下が起きてきます。
当院では感染症を予防する為に、手術時の消毒や手術後の抗菌点眼薬の使用など、感染症の発生にも万全の予防対策をしており、現在までに当院で治療をお受けになった方で感染症を起こした例はございませんのでご安心下さい。
レーシックの安全性に関してですが、エキシマレーザーで人間の近視治療が行われるようになって約20年になりますが、レーザーの影響で10年後20年後に長期的な悪影響が出ていることは無く、また、理論的にも安全と考えられる為、現在、毎年世界で数百万人の方がレーシック治療を受けられております。
レーシックとは角膜の表面をめくりフラップと呼ばれるフタを作り、その露出した部分にレーザーの照射をする事で光の屈折率を調節し、近視乱視を矯正する方法です。
従来のマイクロケラトームを使用したレーシック治療では、眼球専用のカンナ(金属製の刃物)により角膜を切開してフラップ(フタ)を作成します。
金属製の刃物ではどうしても正確性に欠け、部分的に切れない、逆に切れすぎてしまうといったトラブルが起きていたのですが、当院で導入しているイントラレーシック治療では、金属製の刃物の代わりにイントラレースFS60レーザーを使用し、コンピューター制御により安全正確にフラップを作成することが可能となり、従来のマイクロケラトームで起きていた合併症はなくなりました。
もともと近視が強い方は、網膜の疾患にかかりやすく、網膜裂孔等が生じることがございます。
レーシック治療をお受け頂かない場合でも、年齢による変化として網膜剥離が起きる可能性がございますので、いずれにせよお近くの眼科にて半年か1年に一度は、定期健診(眼底検査)をお受け頂くことが大切です。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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