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<相談 Question>
現在、術前検査を受け通常の13万円のイントラレーシック手術を検討しています。
受ける前にいくつかお聞きしたいことがありますよろしくお願いします。
現在視力が左右とも-1D前後で軽い近視と検査していただきました。
通常のイントラレーシックで問題ないとそちらの医師に言われました。
また再近視の可能性もなく遠視の可能性も無いといわれました。
お聞きしたいことは

1)エディションと通常のイントラレーシックでは角膜の厚みを基準に区別しているものなのでしょうか?
ニュアンス的に軽度の近視なら通常ので大丈夫といった感じを受けましたがそれには意味があるのでしょうか?
2)術後、稀に不正乱視、ハロ、グレア、ドライアイが出る可能性があると言われましたが、原因が明確でそれを回避する方法はあるのでしょうか?
またどの程度の確率で出るのでしょうか?
3)微妙な調整の差で過矯正(遠視化)がおこりえる、と聞いたのですが、正確な矯正を望むために患者自身が把握すべきことはあるのでしょうか?
そちらに任せていれば過矯正は避けられるのでしょうか?
4)夜や暗い場所での見え方が手術に成功した場合(1.0以上の視力で不正乱視やハログレアが過度ではない)において見えずらいという可能性はあるのでしょうか?
あるとすればどんなことが原因で見えずらくなってしまうのでしょうか?
当方現在の視力では昼まや明るいところは裸眼でも快適なのですが、暗いところが裸眼では見えずらくなっています。
軽度のハログレアドライアイは覚悟の上ですが過矯正や夜が見えずらくなってしまうのでは手術をする意味が無いので止めようとおもっています。
受ける前にどの程度の確率で上記の事がおこるのかということをある程度知りたくてお聞きしました。 

お手数ですがよろしくお願いします。

<回答 Answer>
1)スーパーイントラレーシック治療と品川エディション最高級スーパーイントラレーシック治療とでは、手術後の視力には、それほど大きな差はないかと思いますが、最も大きな違いは手術中の環境にあります。
品川エディション最高級スーパーイントラレーシック治療では、新たに搭載したコンディションメーターによって、手術中において理想的な環境を作り出し、角膜を削る量もより正確なものとなります。わずかな誤差が微妙に影響する繊細な手術ですので、そのわずかな誤差をより是正することで、安定した結果が得られます。
また、スーパーイントラレーシック治療で使用している「Allegretto WAVE Eye−Q 400Hz blue line」に関しましては、その矯正精度等が品川エディションシステムエキシマレーザーを使用した品川エディション最高級スーパーイントラレーシック治療と比較して劣る為、近視乱視度数が強い場合や、角膜の厚さに余裕がない場合等、品川エディション最高級スーパーイントラレーシック治療を行ったほうが、より良い結果を得ることが出来ると判断した場合には、品川エディションをお勧めさせていただいております。

2)ドライアイに関してましては、レーシック治療ではフラップを作成する際に角膜の知覚神経が切断される為に、一時的に涙の分泌が不安定になりますが、角膜の知覚神経は時間の経過とともに回復し、統計学的にも手術前と優位差がなくなっています。
当院で行っているイントラレーシックの特徴としては、フラップの厚さを薄く正確に作成が可能であり、従来のレーシックと比べて、角膜の知覚神経へのダメージが少なく、ドライアイになりにくくなっております。
尚、手術前と涙の分泌量がほぼ同等になるには約 6ヶ月から12ヶ月程かかります。
また、手術前からドライアイの傾向がある場合には、最終的に手術前とほぼ同等の涙の分泌量に改善した場合でも、もともとのドライアイが治るというわけではないため、やはり乾燥に対する点眼等の治療が必要となってくるかと思われます。

3)夜間のハロやグレアに関しては、特に手術後に残るわずかな乱視などが影響したりしますので、手術後に起こるハロやグレアを出来るだけ少なくするためには、より高い精度の矯正を行う必要がございます。
当院ではエキシマレーザーの照射に、最大の直径が 9.0ミリまでの照射を行うことが可能な、WaveLight社製の「 Allegretto Shinagawa Edition(アレグレット品川仕様)」を使用しており、夜間の瞳孔が大きい方でも、よりハロやグレアが発生しにくくなっているとともに、またイントラレースFS60レーザーにより、その方の眼の状態に合わせたフラップを作成することで、より高い精度の矯正を行うことが可能になっております。
もともと人間の眼は光学的に完全な球面ではなく、いくらかの乱視成分が含まれています。
現在のレーシック治療の技術では、ウェーブフロントなどを用いてもともと在る正乱視不正乱視は共に治療することは可能ですが、現在の技術では完全になくすことは出来ません。
但し、実際に不正乱視によって症状がでる方はほとんどおりませんので、不正乱視を実際感じることはまずなく、それよりも見え方の見えやすい感覚のほうが強く出るかと思われます。

3)照射時間が長い場合には術中の乾燥により、レーザーの効果が強く出てしまい、過矯正気味になることがありますが、当院で使用しているエキシマレーザーは照射時間が短く、乾燥の影響を受けにくいため、より精度の高い照射が可能となっております。
また、当院で使用しているエキシマレーザーには、眼球自動追尾装置が備わっているため、大きくずれるということはなく、手術中に眼が動いた場合でも、トータルでの照射時間は変わりませんのでご安心下さい。
中心周辺部を見て頂ければ眼球追尾装置が作動し、自動的に眼球中心部にレーザー照射されます。

4)イントラレーシック治療でも、従来のマイクロケラトームを用いたレーシック治療と比較してハロやグレアは少ないとはいえ、ハロやグレアは手術後は最初は必ず出ます。
その出方に関しては、元の治療前の近視乱視度数が強いほど強く出、また改善にも時間がかかる傾向にございます。
夜間の見えづらさのほとんどはハログレアですが、その他に照射量が多い場合、近視乱視が残ってしまうこともあり、そのような場合には、夜間の見えづらさを自覚されることがございます。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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