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- <相談 Question>
- すでに手術の予約をいれています。
検査日の診察の時には、長時間の検査でヘロヘロぎみで、いまいち不安を解消できなかったのでメールにて相談させていただきます。
手術前にはスッキリしておきたいので、お忙しいでしょうが早めの返信お願いします。
なにとぞ。
フラップを作成して、開いた角膜の強度は元の状態には戻らない。
と、聞きました。
そして、外部からの強い衝撃により、また、フラップが開きやすい。と。
開いてしまうとどうなるのか?
(失明しちゃうの?)
視力はどうなるのか?
そうなったらどうすればいいのか?
どれほどの衝撃でそうなるのか?
手術をしてない場合と比べてどうなのか?
術後、年をとると、目はどうなるのか?
起こりうる目の病気は?
近視も乱視も入っているのですが、どっちも治る?のか?
どれくらいの視力になるのか?
パソコンやテレビをよく見るのだが、目が疲れたりはしないのか?
現在もドライアイといわれているが、術後その傾向はどうなるのか?
メガネやコンタクトによる眼精疲労みたいのはなくなるのか?
術後、ひとりで、電車に乗って、2時間近い道のりを帰れるのか?
付添は必要なのか?
出産等の尋常でないイキミで手術した目がどうかなったりしないのか?
角膜がずれたり?
以上が、手術前には解決しておきたい疑問です。
目前にして、不安が募ってきちゃいました。
お返事お待ちしております。
それでも、裸眼生活への憧れが強いです。
たくさん、すみません。。。
- <回答 Answer>
- フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着し、通常、1週間程でほぼ安定し、その後、角膜の上皮細胞が再生することにより3ヶ月程で更に強く接着します。
但し、角膜の表面のみが再生する為、上皮細胞下のフラップが密着するというわけではありませんので、強度的には手術前と全く同じというわけではありませんが、フラップが安定すれば、通常の生活で眼をこすったりしてずれるということはありませんので、ご安心下さい。
通常の日常生活で、フラップがずれたり浮いたりすることはございませんが、手術して間もない内に、眼に直接大きな怪我などをされた場合にはフラップがずれてしまう場合も考えられます。
その場合には痛みや強い異物感が出たり、眼が霞んだり急激な視力低下をきたしますので、万が一そのような場合には、早急にお近くの眼科か当院に受診して頂く必要がございます。
眼の状態が安定してからは、怪我などの衝撃でフラップがずれることは非常に稀だと思われます。
エキシマレーザーで角膜を削ることで近視を矯正する治療方法が始まって、約20年が経ちますが、特に20年経ってから視力が落ち始めたり、また、老眼が通常よりも早く出たりするなどの報告はございません。
レーシック治療に関しては、いくつかの学会発表などもございますが、治療した後にも平均的には良好な屈折状態が維持されております。
尚、治療そのものでは近視乱視を矯正することは可能なのですが、近視の進行の予防になるというわけではないため、治療後にも近視の進行によって視力が低下したりする場合もございます。
その場合には眼鏡やコンタクトレンズの装用も可能であり、また角膜の厚さや形状などに問題がなければ、再び治療をお受け頂き、視力を回復することも可能です。
また、老眼に関しては治療をお受け頂いた場合は普通に眼が良い方と同じように、40代中ごろ前後には老眼の自覚症状が出てきますが、治療によってより早く出るというようになるわけではございません。
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術は可能です。
レーシック手術により、白内障等の眼病のリスクが普通以上に大きくなるということはございませんので、ご安心下さい。
但し、眼科に受診される場合は、レーシック治療を受けられたことを予めお申し出下さい。
尚、長期的に見ると近視のあるなしに関わらず、白内障などの老化現象が起きて少しずつ視力が低下する可能性はあります。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能です。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
パソコンやTVは手術当日はお控え下さい。また、最初の内は眼が疲れる、眼が乾くといった症状が出やすくなりますので、翌日以降も眼が疲れない程度にして下さい。
また、通常手術後しばらくは眼の乾きや疲れを感じやすくなっている為に、疲れを感じたら眼を休めて頂いたり、乾きを感じたら当院で処方している点眼薬を使用されたりすると良いかと思います。
手術後は涙の分泌が不安定になる為、もともと眼の乾きが強い方は、特に手術後、一時的にドライアイの症状が強くなりますが、涙の分泌は時間の経過と共に改善していきます。
眼精疲労は様々な原因によって起こるため、それらの原因が取り除かれないとレーシック治療をお受け頂いた場合にも眼精疲労はやはり出る可能性がございます。
手術後は30分程度の休息をとられた後、医師による検診を受けて頂いてからのお帰りとなります。
手術直後は近くが見えにくくなる場合がございますが、お一人でご帰宅が可能な程度の見え方となっており、ほとんどの方は付き添いなしで来院され、手術後にお一人で帰宅されております。
見え方は翌日にはほぼ改善されます。
また光がまぶしかったり、ぼやけた状態になりやすくなっておりますが、大体1週間 程度で改善されます。
レーシック治療後の妊娠出産に関しましては、特に出産時に弊害(出産時のいきみ等でフラップがずれたりすることなど)が出たりすることも無く、また出る可能性もございませんのでご安心下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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