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<相談 Question>
私は本を読んだり、パソコンの作業をする時間が毎日非常に長いです。
寝たり食事をする10時間を差し引いた、一日のうち14時間くらいそのような仕事をしています。
休みの日も5〜6時間は本を読みます。
手術を受けるにあたって一つ不安があります。
このような生活をしていてはせっかく手術で視力が1.5に回復してもまた直ぐに落ちて0.1とかに戻ってしまうのではないのでしょうか。
これは仕事のためやめる訳にはいきません。
それでもコンタクトの着用は煩わしいので、なんとか手術を受けたいのですが。
私のような環境で眼を酷使する人間はどれ位の期間で視力が落ちてしまいますか?

<回答 Answer>
エキシマレーザーで角膜を削ることで近視を矯正する治療方法が始まって、約20年が経ちますが、特に20年経ってから視力が落ち始めたり、また、老眼が通常よりも早く出たりするなどの報告はございません。
レーシック治療に関しては、いくつかの学会発表などもございますが、治療した後にも平均的には良好な屈折状態が維持されております。
尚、治療そのものでは近視乱視を矯正することは可能なのですが、近視の進行の予防になるというわけではないため、治療後にも近視の進行によって視力が低下したりする場合もございます。
その場合には眼鏡やコンタクトレンズの装用も可能であり、また角膜の厚さや形状などに問題がなければ、再び治療をお受け頂き、視力を回復することも可能です。
また、老眼に関しては治療をお受け頂いた場合は普通に眼が良い方と同じように、40代中ごろ前後には老眼の自覚症状が出てきますが、治療によってより早く出るというようになるわけではございません。

見え方は個人差がございますが、翌日検診後は裸眼で生活頂けますので、レーシックを受けられたほとんどの方は、手術翌日検診後もしくは翌々日から通常の仕事に復帰されております。
最近では仕事等でパソコンを使用する頻度も高くなり、眼を酷使せざるを得ない環境が増えていますが、ほとんどの方はレーシック治療後に良好な視力を保たれております。
但し、最初の内は眼が疲れやすい、眼が乾きやすい、といった症状が出やすくなりますので、乾きを感じた際には点眼薬を使用して頂いたり、特にパソコンなど手元の作業をされる際には瞬きの回数が減ってより乾燥しやすくなりますため、意識して瞬きをして頂いたり、時折休憩を入れるなどされるとより良いかと思います。
また、近視の進行には様々な原因が考えられており、環境などの要因にも関係しているといわれているため、あまり近くで物を見過ぎないなどの注意をして頂けるとよいかと思います。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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