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<相談 Question>
保障期間が長かったので、アマリスで手術を考えています。
Zレーシックは術後の炎症が少ないと書いてありますが、アマリスの術後はどのようになるのでしょうか?

<回答 Answer>
当院で行っているレーシック治療では、フェムトセカンドレーザーにて角膜の表面にフラップと呼ばれるフタを作り、フラップをめくって露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節して近視乱視を矯正します。
尚、使用している機器の組み合わせによって、手術法が異なります。

【スタンダードZレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー  
:Ziemer社製 FEMTO LDV
◇エキシマレーザー 
:Wave Light社製 Allegretto WAVE Eye−Q 400Hz blue line
          (コンディションメーター搭載)
◆保障期間
:13年

【アマリス500Zレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー  
:Ziemer社製 FEMTO LDV
◇エキシマレーザー 
:Schwind社製 アマリス
◆保障期間
:15年
 
スタンダードZレーシックやアマリス500Zレーシックでフラップを作成する際に使用するFEMTO LDVは最新型となっており、トップビューカメラが搭載されていますので、手術中も患者様の眼を確認しながら進行することができます。
また、フラップの位置を微調整できる機能もありますので、正確性安全性ともに優れています。
尚、FEMTO LDVは、照射エネルギーは非常に低いため、手術後に炎症や眩しい症状が出にくいという特徴があります。

アマリス500ZレーシックとスタンダードZレーシックの違いは、角膜を削る際の機器(エキシマレーザー)が異なる点が挙げられます。
スタンダードZレーシックでは、 Wavelight社製のAllegretto WAVE Eye-Q 400Hz bluelineを使用します。
また、アマリス500Zレーシックでは、 Schwind社のアマリスを使用します。
Allegretto WAVE Eye-Q 400Hz blue line とアマリスの違いとしては、周波数の違いとしてあげられます。

周波数の違いは、トータルの照射時間の違いとなりますが、Allegretto WAVE Eye-Q 400Hz blue line(400Hz)とアマリス(500Hz)が同じ度数を矯正する場合、Allegretto WAVE Eye-Q 400Hz bluelineは6秒、アマリスは5秒と、照射時間が短く、乾燥の影響を受けにくいため、より精度の高い照射が可能となっております。
※照射時間が長い場合には、術中の乾燥により、レーザーの効果が強く出てしまい、過矯正気味になることがあります。

尚、アマリスの最大の特徴は、5次元アイトラッキング(眼球自動追尾装置)が挙げられます。
AllegrettoWAVE Eye-Q 400Hz blue line含め、これまでのエキシマレーザーのアイトラッカーは2次元のものが多かったのですが、2次元のアイトラッカーでは眼の傾きも平面の動きとして認識してしまう為、眼が傾いた状態で照射した場合、照射位置がずれることがあります。
※万が一、このような状態となった際は、角膜の厚さに問題がなければ再手術で改善させることが出来ます。

しかし、アマリスの持つ、5次元全ての動きを察知できるアイトラッカーは、眼の傾きにも対応でき、正確な照射位置を瞬時に判断します。
更に、アマリスは2段階の照射レベルを融合させることで、より早くより正確なレーザー照射を実現し、照射時間の短縮によって角膜へのダメージを軽減します。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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