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<相談 Question>
裸眼が両目とも0.03ぐらいの近視です。
乱視も少しあります。
レーシックでは近視だけが治るのですか。
また、夜間の運転の際、俗に言う「とり目」というのも気になっています。
また対向車のライトの光が以上にまぶしくかんじるのも困っています。
こんな状態なのですが、そういったものも改善されますか。
色々な手術があるようですが、私にはどの手術が向いていますでしょうか。
*もう少しすると、老眼がでてくると思うので、それになる前の、一瞬でもいいのでコンタクトやめがねのない生活をしたいです。

<回答 Answer>
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
※強度近視とは、近視度数が−6.25D以上のことを指し、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。
 
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
また、レーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、レーシック治療の適応とはならない場合もございます。
但し、実際に治療が可能かどうか、また、どの位の視力回復見込みがあるかは、角膜の厚さと近視乱視度数等によっても異なってきますから、検査をして現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
当院では現在の眼の状態、生活状況からその方に合った治療法をご提案しております。
カウンセリング検査は無料ですので、宜しければ一度検査にお越し下さい。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)

夜盲症がある場合でも、そのほかの眼の状態に問題がなければレーシック治療は可能です。
ただし、レーシック治療は近視乱視の治療は可能ですが、残念ながら夜盲症は改善するわけではないことを、ご了承下さい。

レーシック治療後には光が散乱したり、滲んだりして見えるハログレアという症状が最初は必ず出ます。
尚、ハログレア症状は時間の経過と共に徐々に改善していき、多くの場合は手術3ヶ月〜6ヶ月後にはほとんど気にならないレベルに落ち着いていきますが、瞳孔の大きい方や近視乱視度数の強い方では、まれに生活に支障がないレベルで若干ハログレア症状が残る方がいます。
ほとんどの方は手術翌日は良好な視力に回復されており、運転可能な場合が多いのですが、手術してまだ間もない時期は視力が不安定になりやすく、疲れると見えにくい、夜間にクルマのヘッドライトがまぶしく感じる、光がぼやけるなどの症状(ハログレア)が出やすく、あくまで運転できるかどうかは本人の見え方の自覚での判断となってきますが、夜間の運転は安全のためにも術後 1週間程度は控えて頂いております。予めご承知おき願います。

老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えて、ピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。
レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能なのですが、残念ながら老化現象(老眼)に関しては治療は出来ません。レーシックで治療を行った場合は普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まり、老眼鏡が必要となります。
※近視が強い方は老眼になっていても自覚し難いため、レーシック治療によって近視乱視を矯正した場合は老眼が残ることで、治療後には、普通に眼が良い方と同じ様に老眼を自覚しやすくなりますので、完全に近視を矯正した場合には、手元はある程度の見えづらさが出てくることが予測されます。

老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、予測することは困難です。
但し、レーシック治療によって、普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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