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- <相談 Question>
- 授乳中は手術が可能ですか?
手術後どのくらいたってから妊娠可能ですか?
強度近視と乱視なのですが、手術でどのくらいの視力回復が見込めますか?
- <回答 Answer>
- レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
※強度近視とは、近視度数が−6.25D以上のことを指し、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
また、レーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、レーシック治療の適応とはならない場合もございます。
基本的に手術後は炎症止めの為にステロイド内服薬(プレドニゾロン)を約2日間内服して頂いておりますが、授乳中の方には点眼薬だけを使用して頂いております。
また、点眼薬を含め、麻酔は母乳に影響ないものを使用しておりますから、授乳中でも検査・手術をお受け頂くことは可能ではございます。
ただし、手術後の経過によっては、やはり炎症止めのステロイド内服薬を使用する必要がある場合があり、この場合、内服薬使用期間中は授乳を中断して頂く必要がございます。
そのため、当院では出産後に検査手術をお受け頂く時期としては、授乳を中断可能な時期や授乳終了後をお勧め致しております。
尚、出産直後の間もない時期ではなく授乳が終了する程度に出産からの期間が経っているのであれば、特にホルモンのバランスの変化による視力の変動が起こりにくくなっているかと思われますので、授乳を中断できる方や授乳を終了している方に関しては、当院での検査の結果、特に眼の状態に問題が無ければ、治療をお受け頂くことは可能です。
術後は 1週間分の点眼薬を処方しております。また、炎症防止の内服薬として、ステロイド内服薬(プレドニゾロン)を約2日間( 1回 1錠 5mg 4回分)内服して頂いておりますので、胎児に影響を及ぼす可能性もございます。
そのため、レーシック手術後から妊娠までは最低 1週間は空けて頂いております。
レーシック治療後の妊娠は、処方薬の使用終了後でしたら特に問題はございません。
但し、術後の経過には個人差がありますので、処方薬の使用期間、使用頻度に関しては一概には規定することはできません。そのため、実際には術後検診時に担当ドクターとご相談頂いております。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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