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<相談 Question>
現在、視力回復手術を検討しています。
先日、丁寧な事前検査をしていただき、ありがとうございました。
私としては、現在、貴院で手術を受ける際には、「ウェーブフロントアナライザー」とリンクさせた手術を希望しています。
ホームページでは、事前検査で眼球のゆがみが大きい場合に「ウェーブフロントアナライザー」の検査が行われると説明されていますが、私に「ウェーブフロントアナライザー」による検査が必要と判断されたのでしょうか?
先日の診察で、どちらの照射方式が適しているかの判断がなされていたのであれば、ご教示いただければ幸いです。

<回答 Answer>
当院では、強度近視や強度乱視などで機械的に測定が不可能な場合を除いて、基本的に全例に対してレーシックの適応検査時にウェーブフロントの検査(ウェーブフロントアナライザー)を行っております。当院では患者様の利便性を考えて一緒の日に行っております。
当院で行っているエキシマレーザーの照射には、主としてウェーブフロントアナライザーで測定したデータを直接使用した照射を行うWavefront-guided照射と、またその他の様々のデータを基にして照射を行う Wavefront-optimized照射がございます。
Wavefront-guided照射は「ウェーブフロントアナライザーで検出データをエキシマレーザーにリンクさせることで、より高次元での矯正を可能とした、特に眼球の収差(ゆがみ)が大きい方に対して効果がある治療方法」です。
尚、当院ではウェーブフロントの検査、及び、使用(Wavefront-guided照射)による追加費用は一切かかりませんが、全ての患者様にこのWavefront-guided 照射が最善の選択肢であるとは限りません。

眼球の収差(ゆがみ)が大きい場合は、Wavefront-guided照射によって質の高い矯正が可能となっておりますが、通常と比較して照射切除量が増えてきますので、強度近視の方や眼球の収差(ゆがみ)が一定値以下の場合には、角膜を削る量が少なくてすむエキシマレーザーにウェーブフロントアナライザーをリンクさせないWavefront-optimized照射を行っております。
ただし、当院で導入しているエキシマレーザーは、その照射方式がウェーブフロントの理論に基づいて照射が行われており、ウェーブフロントを直接リンクさせないWavefront-optimized照射の場合でも、 Wavefront-guided照射と同等の効果を出すことが可能となっておりますので、ご安心下さい。

尚、前回のウェーブフロントアナライザーの測定結果では、角膜のゆがみは比較的小さく、Wavefront-guided照射の場合、角膜を削る量が増えてしまい、尚且つ、 Wavefront-optimized照射の効果とほぼ変わらないことが考えられることから、 Wavefront-optimized照射による治療を予定しております。
当院では様々な検査を行い、そのデータに基づいて、その方にとって最善の結果が得られるような治療を提供させて頂いております。
また、治療に関してご心配なことがございましたら、治療当日も再度治療前に検査診察がございますので、その際に何でもご相談下さい。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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