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- <相談 Question>
- 老眼の手術を検討していますが、乱視が少しありますが大丈夫でしょうか?
乱視の程度は、電車のホームの時刻表を見るとき、横に移動していくと、縦の段がずれて違う時刻をみている、見た一瞬は字が読めるが、よくみようとすると、次第にボケていく。
机の上の書類と、PCの画面を見ていると気持ち悪くなる。
暗いとき、小さいものはかなり見えにくい、眼鏡は何度も作成したが、しばらくすると合わない感じがして、使用したくなくなる。
- <回答 Answer>
- 当院では2009年6月1日より老眼治療カムラ(KAMRA )をスタート致しました。
カムラ(KAMRA )は、治療をお受け頂くことによって、手元の近い距離が見えやすくはなるのですが、遠くの見え方が少し下がってしまうこともございますので、両眼の手術は行わず、片眼のみの手術にしております。
今までの老眼治療には、CKやモノビジョンLASIK がありましたが、遠くの見え方が下がってしまうという欠点がありました。
しかし、カムラ(KAMRA )による老眼治療は、遠くの見え方を極端に下げることなく、近くの見え方を改善します。
また、CKやモノビジョンLASIK では、左右の見え方を変える為、体質的に合わない方もいらっしゃいましたが、カムラ(KAMRA )による老眼治療はそういった方でも適応になる可能性が高いのも特徴です。
※但し、暗い所での読書や極端に小さい文字を読む際は、老眼鏡が必要となる場合がございます。
カムラ(KAMRA )はレーシックにも用いられているフェムトセカンドレーザーを使用して行われます。フェムトセカンドレーザーで角膜にカムラ(KAMRA )を挿入するポケットを作成し、そのポケットにカムラを挿入して施術は終了です。
角膜内に挿入するカムラ(KAMRA )はコンタクトレンズよりも小さい直径 3.8ミリ厚さ 8ミクロンの黒いリングのような形をしています。
真ん中には小さな口径の穴が開いており、ピンホール効果により、近くの物が見えるようになります。
挿入後の見た目に違和感もなく自然に仕上がります。
◇カムラ( KAMRA)は、40〜65歳の方で、裸眼の状態で近視遠視乱視がほとんどなく(遠近視力が0.8以上)、白内障や緑内障などの眼の病気がないことが条件となります。
尚、現時点では既にレーシック手術をお受け頂いている方につきましては、カムラ( KAMRA)の対象とはなりませんが、数年後にはレーシック手術後の方も対象にしていけたらと思っております。
レーシック+老眼治療は、レーシックで屈折力を調整して近視遠視乱視を回復させると同時に、レーシック施術時に作成するフラップ(ふた)の下に直径3.8ミリ、厚さ5ミクロンの黒いリング状のシートを挿入するだけで、老眼を回復させることが可能になった、画期的な治療方法です。
これまでのレーシック治療では老眼の症状がある方は老眼鏡が必要になる場合がありましたが、この治療の登場により術後も老眼鏡を必要としない快適な生活が可能となります。
◇レーシック+カムラ(KAMRA )が受けられる条件としては、40〜65歳の方で、白内障や緑内障などの疾患がなく、適応検査で施術が可能と診断された、過去にレーシックの施術を受けた事がない方となります。
実際に治療が可能かどうか、またどの治療法が適しているかや、どの程度の老眼や乱視をお持ちなのか等に関しては、検査をして現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
当院では現在の眼の状態、生活状況から、その方に合った治療法をご提案しておりますので、宜しければ一度カウンセリング検査(無料)にお越し頂きまして、まず、ご自身がどの治療法が適しているか、お知りになられてみてはいかがでしょうか。
尚、詳細な検査の結果によっては、治療をお勧めできない出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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