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<相談 Question>
こんにちは。
2点教えてください。
アマリス500Zレーシックの手術の予約を11月にしてあるのですが、手術後将来的に白内障の手術を受けることがあった場合、「角膜曲率半径、眼軸長、前房深度」等が載っている術前データがあると良いと聞きました。
白内障の手術の際に必要なデータは何ですか?
術後の検査の時に白内障の手術に必要な術前術後のデータを受け取りたいのですが、可能ですか?
また、アマリスを選ぶ予定ですが、ハローグレア現象が出にくく、見え方の質が格段に良いと解釈してよろしいのですか。
以上よろしくお願いします。

<回答 Answer>
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術は可能です。
レーシック手術により、白内障等のリスクが大きくなるということはございませんので、ご安心下さい。
白内障の手術治療では、眼球内の濁った水晶体を人工の水晶体に入れ替えることによって治療を行いますが、その際には挿入する人工のレンズの度数を変えることによって、手術後の眼の度数を調整することが可能です。
ただし、現在のところ、レーシック治療をお受け頂いた方が白内障の手術をお受け頂いた方が、白内障手術も行い人工水晶体(度数が入っています)を挿入された場合、レーシックであわせた屈折の度数が若干ズレやすいことが知られております。
尚、万が一、度数ズレを生じた際は、度数や角膜厚によりますが、再度レーシック治療にてズレた屈折度数を補正することは可能です。
また、現在、レーシック治療をお受け頂いた方に対しての白内障手術は、国内外でも数多く行われるようになっており、臨床データも蓄積され、治療精度は年々進歩しております。

【白内障の手術の際に必要なデータ】につきましては、白内障の手術を担当される主治医の先生にお伺い頂くことをお勧め致します。
(当院の検査はレーシック手術を行うためにかなり詳細な検査まで行っております。主治医の先生が白内障手術を行うにあたり、それほどまでのデータを必要としない場合もございますので、主治医の先生とご相談した上で、当院にご連絡頂けたらと思います)

近い将来白内障の治療が必要となった場合には、レーシック治療前後のデータがあると、より白内障の治療の参考になるかと思われますので、当院ではレーシック治療前後のデータを提供することも可能です。
ご希望の際は、当院受付にお申し付け下さい。
(通常、近い将来白内障の治療が必要となってくるような眼の状態の方には、レーシック治療は当院ではお勧めしておりません。)
※カルテのコピー代として1枚につき 100円、手数料として 500円がかかります。

アマリスの最大の特徴は、5次元アイトラッキング(眼球自動追尾装置)が挙げられます。
これまでのエキシマレーザーのアイトラッカーは2次元のものが多かったのですが、2次元のアイトラッカーでは眼の傾きも平面の動きとして認識してしまう為、眼が傾いた状態で照射した場合、照射位置がずれることがあります。
※照射位置の微妙なずれが生じた際は、夜間の見え方の質の低下につながります。
万が一、このような状態となった際は、角膜の厚さに問題がなければ再手術で改善させることが出来ます。
しかし、アマリスの持つ、5次元全ての動きを察知できるアイトラッカーは、眼の傾きにも対応でき、正確な照射位置を瞬時に判断しますので、2次元(All-egretto WAVE Eye−Q 400Hz blue line)アイトラッカーと比較しますと、アマリス500Zレーシックの方が、より質は高いかと思われます。
また、アマリスは2段階の照射レベルを融合させることで、より早くより正確なレーザー照射を実現し、照射時間の短縮によって角膜へのダメージを軽減すると共に、Allegretto WAVE Eye-Q 400Hz blueline(400Hz)とアマリス(500Hz)が同じ度数を矯正する場合、Allegretto WAVE Eye-Q 400Hz bluelineは6秒、アマリスは5秒と、照射時間が短く乾燥の影響を受けにくいため、より精度の高い照射が可能となっております。
※照射時間が長い場合には、術中の乾燥により、レーザーの効果が強く出てしまい、過矯正気味になることがあります。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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