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<相談 Question>
はじめまして。
以前御社のレーシック手術を予約までして、親族の反対に会い断念した経緯がございます。
さて、ご相談ですが、先日健診にて「視神経乳頭陥凹拡大」という結果で再診を宣告されたのですが、Webで調べるとそれは緑内障の前段階でその原因のひとつに強度の近視があるとのことでした。
ちなみに私の視力は両目0.03です。
とすると、「レーシック手術により強度の近視を改善」⇒「緑内障への進行を防ぐ」ということが言えるのでしょうか?
それとも眼の形状的な変化故、意味がないのでしょうか?
お答えのほど宜しくお願い致します。

<回答 Answer>
特に近視が強い方は、眼球の長さ(眼軸長といいます)が伸び、眼の神経(視神経)も変形しやすくなっております。
尚、視神経が変形してしまう疾患としては、緑内障という眼の神経が弱ってくる病気がございます。
眼の神経が弱ってくると物が見えづらい部分が出てくる(視野が部分的に欠けてくるなど)ことがございます。
尚、レーシック治療では角膜を削ることによって、そこでの屈折を変え、ピントが合うようにする治療であり、眼球そのものの大きさが変わったりするものではございません。
もともと近視が強い方などは、視神経が弱ってくる緑内障になりやすかったり、また網膜の病気になるリスクが他の方と比べると高いと言われておりますため、レーシック治療をお受け頂き良好な視力に回復された場合でも、年に一回は定期的な眼の検査を、お近くの眼科などでお受け頂くことをお勧め致します。

視神経乳頭部陥凹がある場合でも、その他の眼の状態に問題がなければ、手術をお受け頂くことは可能です。
但し、詳細な検査の結果、何らかの眼の異常が見つかり、その治療が必要な場合には、先にそちらの治療をお受け頂いてからレーシック治療をお受け頂くことになる場合もございます。
当院では手術前の適応検査にて網膜の状態を調べる眼底検査や、暗いところでの光の感度などを検査し、眼の状態に問題が無く、視力の回復の可能性が高い場合のみに、レーシック治療をお勧めしております。
検査の結果、眼の状態に何らかの異常があると考えられる場合には、レーシック治療はまずお勧めしておりません。
尚、レーシック治療をご希望される場合は、現在視神経乳頭部陥凹を診て頂いている眼科がございましたら、宜しければ一度、主治医の先生にレーシック治療に関してご相談頂くと良いかと思います。
また、当院へお越しの際には、できましたら現在の眼の状態に関して記載されました紹介状をお持ち頂くと良いかと思います。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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