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- <相談 Question>
- 私は仕事内容がエアロビクスインストラクターと水泳指導で、週に3日は激しい運動をしなければなりません。
術後1ヶ月は激しい運動を控えると書いてありましたが、そうすると仕事を休まなければなりません。
その場合、どうしても手術はできないのでしょうか。
- <回答 Answer>
- 当院で行っているレーシック治療では、イントラレースFS60レーザーや FEMTO LDVにて角膜の表面にフラップと呼ばれるフタを作り、 フラップをめくって露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節して近視乱視を矯正します。
その後フタを元に戻して手術を終了します。
人工物は入れません。
フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着し、通常、1週間程でほぼ安定し、その後、角膜の上皮細胞が再生することにより3ヶ月程で更に強く接着しますが、それまでの間、特に手術後間もない手術後1週間は眼をこすらないように、また、手術後1ヶ月程度は眼の怪我をされないように、十分気をつけて頂く必要がございます。
(レーシックの手術は角膜の表層の手術なので、抗生剤の点眼が効果的に効き、感染症を起こしにくい手術です。但し、眼の状態が不安定な間は、刺激により傷口が開き、視力低下や感染症の原因となる可能性もございます。)
そのため、当院では術後のスポーツにつきましては、基本的に術後の定期検査の診断の結果により、許可をお出ししております。
<1週間後>
ゴルフ・ジョギング・エアロビクス・ヨガ・ジムストレッチ・温泉・サウナ
<1ヶ月後>
野球・サッカー・テニス・スキー(スノーボード)・水泳(海水浴)・スキューバダイビング・サーフィン・ホットヨガ・剣道
フラップが安定すれば、通常の生活で眼をこすったりしてずれるということはありませんので、ご安心下さい。
但し、角膜の表面のみが再生する為、上皮細胞下のフラップが完全に接着するというわけではございませんので、強度的には手術前と全く同じというわけではありません。
手術後、眼の状態が安定してから眼に衝撃が加わった場合、それによって必ずしも切開された部位がずれたりするというわけではないのですが、怪我の状況によっては切開した部位がズレてしまうというリスクはございます。
尚、万が一フラップがずれてしまった場合でも、多くの場合は早急に適切な処置を行うことにより、フラップを整復することは可能です。
しかし、眼に強い衝撃が加わった場合には、手術した部位以外もダメージを受けてしまう可能性もあり、そのような場合にはフラップを整復しても、その他の部位(網膜等)がダメージを受けてしまっている場合には、視力の低下をきたす可能性がございます。
術後のスポーツ制限は必ずお守り頂きます様、お願い申し上げます。
(本格的な格闘技等をされる場合には、切開した痕が残らないラゼック治療をお勧めしております)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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