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<相談 Question>
ラゼック手術はレーシックより早くスポーツ(水泳)に復帰できると聞いたのですが、何日くらいで復帰できるのでしょうか?
また、レーシック手術に比べて痛みなどはひどいのでしょうか?
術後3日目以降の検査を地元の病院で受けたいのですが、その際、紹介状はいただけるのでしょうか?
またその際の費用はおいくらでしょうか?

<回答 Answer>
当院では、レーシック(イントラレーシックやZレーシック)以外に、格闘技などをされており、眼の怪我をする可能性が高い方や、角膜が薄くレーシックでも適していない方に対しては、ラゼックという治療方法をお勧めしております。

ラゼックは、アルコールを用いて上皮細胞層を除去し、近視乱視を治療するエキシマレーザーを照射する治療方法です。
レーシックでは、フラップが手術後の怪我によりずれてしまう恐れがありますが、ラゼックはフラップ自体を作成しない手術であるため、手術後、角膜の強度に優れております。
また、ラゼック治療3ヶ月後の結果は、平均視力が 1.5以上と、レーシック同様に良好な結果が得られております。
ラゼックで使用するアルコールの量は、当院では従来と比較して大幅に少ない最低限の量を使用しているため、アルコールによる弊害というものは当院では出ておりません。
ただし、レーシックとラゼックでは、大きな違いとして、以下の点が挙げられます。

≪ラゼック≫
視力:視力が安定するのに2週間〜数ヶ月かかる。
(角膜上皮の再生に依存します。術後1週間程度で 1.0程度に改善する方がほとんどですが、個人差があります)
痛み:痛みがある程度出る。
(個人差がありますが、術後3〜4日間沁みるような痛みが出ます)
術後:手術後の角膜の濁り(ヘイズ)予防のため、半年間点眼薬を使用する必要がある。
術後の保護用コンタクトが必要。(1週間後診察時に外します)
術後検診(1週間・1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月)は全て当院へ来院。
※術後の経過によっては、定期検診以外(手術1週間以内等)にもご来院頂く必要が出てくることがございます。
術後6ヶ月間を基本として、屋外では紫外線対策のサングラスが必要。
仕事は手術3日後からを推奨。

≪レーシック≫
視力:翌日から通常程度見える。
痛み:痛みはほとんどない。
術後:手術後の角膜に濁りが出ることは稀。
点眼薬の使用は最低1週間。(その後、ドライアイへのケアは必要)
術後検診(1週間、3ヶ月)は都道府県内の紹介眼科への紹介が可能。
翌日検診まで怪我対策の保護用サングラスが必要。
仕事は翌日検診後もしくは翌々日から可能。

ラゼックは、レーシックよりもフラップの安定に時間がかかります。
また術後の経過が不安定な部分もあるので、6ヶ月経過後までは当院にて検診を受けて頂く必要があります。
(そのため、遠方でご来院が困難な方には、治療をお勧めしておりません)
また、当院での術後検診は保障期間内の診察代は全て無料となっておりますが、1年以降はお薬代がかかる場合もございます。(術式によって、保障期間は異なります)
予めご了承下さいませ。

術後のスポーツにつきましては、レーシック、ラゼック共に、術後の経過に個人差がありますので、基本的に術後の定期検査の診断の結果により許可をお出ししております。

ラゼックの利点としては、角膜の強度がレーシックよりも優れることがあげられますが、多くの注意点が必要となるため、特に格闘技をするなどの制約がなければ、当院ではレーシックをお勧めしております。
但し、実際に手術が可能かどうか、どの位の視力回復見込みがあるか、どの治療法が適切であるかは、現在の眼の状態を詳細に検査しないとわかりかねます。
当院では現在の眼の状態、生活状況からその方に合った治療法をご提案しております。
宜しければご予約の上、一度検査にお越し下さい。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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