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- <相談 Question>
- 2ヶ月前にブドウ膜炎になって既に完治している。
ひどいドライアイ。
白内障。
(自分では気がつかずブドウ膜炎になった時に言われた。多分小さい頃からあるものだと言われた)
という目の状態なのですが、レーシック受けることは可能ですか?
勿論検査してみないとわからない事もあるでしょうが、ご回答お待ちしております。
- <回答 Answer>
- ドライアイがある場合には、レーシック治療に支障がない場合と、先に一般的な眼科でドライアイの治療を行ってからレーシック治療を行った方が良い場合とがあります。
そのため、当院では手術前の検査にて、角膜の乾燥状態を調べる検査を行っており、ドライアイが非常に強い場合には、ドライアイの治療をお受け頂いた後にレーシック治療をお勧めする場合もございます。
ご了承下さい。
また、レーシック治療後は一時的に涙の分泌が不安定になる為、手術後はしばらく乾燥症状が強くなりますので、その間は点眼薬等によるケアが必要となってくる可能性がございます。
通常は時間の経過と共に徐々に改善してくるのですが、手術前と涙の分泌量がほぼ同等になるには約 6ヶ月から12ヶ月程かかります。
尚、手術前からドライアイの傾向がある場合には、最終的に手術前とほぼ同等の涙の分泌量に改善した場合でも、もともとのドライアイが治るというわけではないため、治療によって視力を回復した後も、やはり、乾燥に対する点眼等の治療が必要となってくるかと思われます。
ぶどう膜炎の既往がある方でも、症状が半年以上落ち着いている状態であり、当院での検査の結果、眼の状態に問題がなく、レーシック治療が十分可能である方に関しましては、レーシック治療に際してのリスク(手術の刺激による再発も有り得ること等)を説明させて頂いた上で、レーシック治療をお受け頂いている場合もございます。
尚、当院でレーシック治療をお受け頂いた方に関しましては、現在のところ治療によってぶどう膜炎が再発した例はございませんが、ぶどう膜炎そのものの発症に関しましては原因がはっきりしない場合も多く、経過に関しては様々であるため、一概に経過に関して申し上げることは困難かと思います。
また、レーシック治療をお受け頂いた後でも、現在眼を見て頂いている主治医の先生の定期的な眼のチェックが必要かと思われますので、レーシック治療をご希望の場合には、宜しければ主治医の先生に一度ご相談頂いた上で、当院の詳細な検査をお受け頂くことをお勧め致します。
レーシック治療では、近視乱視を矯正することは可能ですが、白内障などその他の眼の病気が原因で視力が低下している場合には、残念ながら視力の回復が不十分となる可能性がございます。
もし、現在、白内障がある場合でも特に視力に影響がない程度のものであれば、レーシック治療を先にお受け頂くことが可能かと思われますが、白内障によって視力低下をきたしている場合には、先に白内障の手術をお受け頂くことをお勧め致します。
白内障の手術後に近視乱視が残った場合でも、残った近視乱視をレーシック治療にて矯正することは可能です。
白内障の手術後、眼の状態が安定するのには約 6ヵ月程かかりますため、もし白内障手術後にレーシック治療をお受け頂く場合は、 6ヶ月間は間をあけてレーシック治療をお受け頂くことをお勧め致します。
実際に現在の白内障の程度に関しては、詳細は文面のみでははっきりとしたことはわかりませんので、大変お手数ではございますが、現在通院されているようでしたら、主治医の先生にレーシック治療に関してご相談頂きまして、現在の眼の状態や治療内容などに関して記して頂いた紹介状を、当院にて検査をお受け頂く際にお持ち頂くことをお勧め致します。
(ぶどう膜炎につきましても同様にお願い致します。)
※ご予約時や、検査ご来院時にご記入頂きます問診表にて、全身疾患や内服薬等を、もれなくご申告頂きますよう、お願い申し上げます。
※詳細な検査の結果によっては、レーシックをお受け頂くことが出来ない場合がございますことを、予めご了承下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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