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- <相談 Question>
- 1)(検査に問題がなければ)検査の翌日に手術をすることは可能ですか?
予約が取れないことはありますか?
2)プレミアムとアマリスの違い、イントラとZの違いを教えて下さい。
3)アトピー性皮膚炎の為、寝ている間に(たぶん数回程度)目をこすってしまいます。大丈夫でしょうか。
- <回答 Answer>
- 1)レーシックの手術を受けられる場合には、術前検査、手術、翌日検診と、通常3日間のスケジュールが必要となります。
1日目の術前検査カウンセリングは3時間程度かかります。
2日目の手術は検査も含めて2時間位です。
3日目の翌日検診は1時間程度となります。
術前検査のデータは3ヶ月間有効ですので、手術は検査の翌日から3ヶ月以内でお受け頂くことができます。
3ヶ月経過後は、改めて検査をお受け頂く必要がございますのでご了承下さい。
アマリス750Zレーシックやアマリス500Zレーシック、スタンダードZレーシック、品川トリプルRプレミアムイントラレーシックの場合は、検査のご予約時に手術翌日検診もご一緒にご予約頂けます。
予めご予約をされていれば、検査の翌日から手術をお受け頂けますので、連続した3日間で手術を終えることも、検査だけ先に行い、手術翌日検診は検査データの有効期限内で後日という日程も可能です。
※尚、実際に予約が可能かどうかはご予約状況によりますので、お電話にてご確認下さい。
2)当院で行っているレーシック治療では、フェムトセカンドレーザーにて角膜の表面にフラップと呼ばれるフタを作り、フラップをめくって露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節して近視乱視を矯正します。
尚、使用している機器の組み合わせによって、手術法が異なります。
【品川トリプルRプレミアムイントラレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー
:AMO社製 イントラレースFS60レーザー(誤差調整マイクロシステム付設)
◇エキシマレーザー
:Wave Light社製 Allegretto WAVE Eye−Q
(コンディションメーター搭載)
【スタンダードZレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー
:Ziemer社製 FEMTO LDV
◇エキシマレーザー
:Wave Light社製 Allegretto WAVE Eye−Q
(コンディションメーター搭載)
【アマリス500Zレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー
:Ziemer社製 FEMTO LDV
◇エキシマレーザー
:Schwind社製 アマリス
【アマリス750Zレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー
:Ziemer社製 FEMTO LDV 「Crystal Line」
◇エキシマレーザー
:Schwind社製 アマリス 750S
品川トリプルRプレミアムイントラレーシックでは、イントラレースFS60レーザーに誤差調整マイクロシステムを付設し、AllegrettoWAVE Eye-Qにコンディションメーターを搭載することによって、手術中において理想的な環境を作り出し、角膜を削る量もより正確なものとします。
わずかな誤差が微妙に影響する繊細な手術ですので、そのわずかな誤差をより是正することで、より安定した結果が得られます。
そのため、近視乱視度数が強い場合や角膜の厚さに余裕がない場合等には、品川トリプルRプレミアムイントラレーシックがお勧めな場合がございます。
品川トリプルRプレミアムイントラレーシックで使用するイントラレースFS60レーザーと、スタンダードZレーシックとアマリス500Zレーシックで使用するFEMTO LDVでは、フラップを作成する時間は15〜20秒となります。
また、作成するフラップの厚さは共に 90ミクロン〜110ミクロンぐらいで作成しており、大きな違いはございません。
尚、症例実績だけを比べますと発売時期にかなり差がございますので、 FEMTO LDVはイントラレースには及びません。 ただし、後から発売されたということでは、様々な改良が加えられるという利点がございます。
FEMTO LDVは最新型となっており、トップビューカメラが搭載されていますので、手術中も患者様の眼を確認しながら進行することができます。
また、フラップの位置を微調整できる機能もありますので、正確性安全性ともに優れています。
その他、イントラレースと比較して照射エネルギーが小さいため、角膜の組織を壊しにくく、角膜の組織に与えるダメージも少なく、角膜の負担が最小限で済むので術後の炎症も少ない、眩しい症状が出にくいという特徴があります。
フラップリフトもスムーズで、術後経過が良好です。
尚、アマリス500ZレーシックとスタンダードZレーシックの違いは、角膜を削る際の機器(エキシマレーザー)が異なる点が挙げられます。
スタンダードZレーシックでは Wavelight社製のAllegretto WAVE Eye-Q を使用します。
また、アマリス500Zレーシックでは、Schwind 社のアマリスを使用します。
Allegretto WAVE Eye-Q とアマリスの違いとしては、周波数の違いとしてあげられます。
周波数の違いはトータルの照射時間の違いとなりますが、Allegretto WAVE Eye-Q (400Hz)とアマリス(500Hz)が同じ度数を矯正する場合、Allegretto WAVE Eye-Q は6秒、アマリスは5秒と、照射時間が短く、乾燥の影響を受けにくいため、より精度の高い照射が可能となっております。
※照射時間が長い場合には、術中の乾燥により、レーザーの効果が強く出てしまい、過矯正気味になることがあります。
尚、アマリスの最大の特徴は、6次元アイトラッキング(眼球自動追尾装置)が挙げられます。
AllegrettoWAVE Eye-Q 含め、これまでのエキシマレーザーのアイトラッカーは2次元のものが多かったのですが、2次元のアイトラッカーでは眼の傾きも平面の動きとして認識してしまう為、眼が傾いた状態で照射した場合、照射位置がずれることがあります。
※万が一、このような状態となった際は、角膜の厚さに問題がなければ再手術で改善させることが出来ます。
しかし、アマリスの持つ、6次元全ての動きを察知できるアイトラッカーは、眼の傾きにも対応でき、正確な照射位置を瞬時に判断します。
アマリス(6次元)、Allegretto WAVE Eye-Q (2次元)を用いたどの治療法も、夜間の見え方の質はよいですが、照射位置の微妙なずれが生じた際はの見え方の質の低下につながりますので、アイトラッキングの性能が良い、アマリスを用いたアマリス500Zレーシックがより質は高いかと思われます。
※品川トリプルRプレミアムイントラレーシック、スタンダードZレーシックでは、治療の結果や安全性は、ほぼ同等と考えて頂いて結構です。
また、アマリスは2段階の照射レベルを融合させることで、より早くより正確なレーザー照射を実現し、照射時間の短縮によって角膜へのダメージを軽減します。
アマリス750Zレーシックは2010年10月15日より開始した手術法で、アマリス500Zレーシックに使用しているレーザー機器(フェムトセカンドレーザーエキシマレーザー)の性能が更に進化(バージョンアップ)した手術法となります。
尚、従来のアマリス500Zレーシックとは、以下のような違いがございます。
アマリス750Zレーシックで、フラップを作成する際に使用する FEMTO LDV 「Crystal Line」は、照射エネルギーは非常に低く、また従来のFEMTO LDVは照射速度が1秒間に 100万発であるのに対して、Crystal Lineでは、1秒間に500万発とより早くなっております。
また、従来のFEMTO LDVも照射スポットに隙間がなく、小さなスポットでの照射が可能でしたが、Crystal Lineは、 より小さなスポットでの照射を実現しました。
これによって、フラップをよりスムーズに開くことが出来ますので、組織へのダメージが一層軽減されます。
※非常に滑らかなフラップ作成が可能となったことによって、術後の高次収差が最小限に抑えられ、クリスタルクリアビジョンと呼ばれる質の高い見え方を追求できます。
また、角膜を削る際の機器(エキシマレーザー)のアマリス 750Sと従来のアマリスの違いとして、周波数の違いとしてあげられます。
周波数の違いは、トータルの照射時間の違いとなりますが、従来のアマリスも 500Hzと、当院で使用しているAllegretto WAVE Eye−Q(400Hz)と比較して、同じ度数を矯正する場合、Allegretto WAVE Eye-Q は約6秒、アマリスは約5秒と、照射時間が短いのですが、アマリス 750S(750Hz) の場合は約3秒と、照射時間がより短く乾燥の影響を受けにくいため、更に精度の高い照射が可能となっております。
※照射時間が長い場合には、術中の乾燥により、レーザーの効果が強く出てしまい、過矯正気味になることがあります。
当院ではアマリス(6次元)の他、Allegretto WAVE Eye-Q(2次元)を用いた治療を行っており、どの治療法も夜間の見え方の質はよいですが、照射位置の微妙なずれが生じた際は夜間の見え方の質の低下につながりますので、アイトラッキングの性能が良い、アマリスを用いたアマリス750Zレーシックやアマリス500Zレーシックがより質は高いかと思われます。
また、どのエキシマレーザーの機械を用いても手術を行うことで高次収差(眼球の細かい歪みのことで、大小の差はありますが、全ての方に見られます。) は増大します。
(患者様の近視の量は元々の高次収差の量にもよります)
しかしアマリスは6次元のアイトラッカーを用い、また2段階の照射パターンを行うことで、より早くより正確なレーザー照射を実現し、照射時間の短縮によって角膜へのダメージを軽減するだけではなく、手術による高次収差の増大を最小限に抑えることを特徴としています。
そのため、高次収差の増大によるハログレアの発生を最小限に抑えられる可能性がございます。
また、さらにアマリスは「アベレーションフリープログラム」という、術後に高次収差を増加させない照射プログラムを採用しています。
ただし、実際に手術が可能かどうか、どの位の視力回復見込みがあるか、どの手術法が適切であるかは、現在の眼の状態を詳細に検査しないとわかりかねます。
当院では、検査の結果や生活状況から、その方に合った手術法をご提案しておりますので、よろしければ一度、無料カウンセリング検査にお越し下さい。
※ご希望の治療法がございましたら、検査予約時にお気軽にご相談下さい。
※詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。
3)アトピー性皮膚炎がある場合でも、ほとんどの場合はレーシック手術には支障ありませんのでご安心下さい。
尚、可能性として体質などで皮膚が弱い場合には傷が治りにくい場合もあり、その場合には視力の回復に、若干時間がかかる場合もございます。
当院で行っているレーシックはフラップが正確でしっかりした形で作れるため、手術後にずれにくいのが特徴です。手術当日は強く眼をこするとずれる可能性はありますが、手術翌日以降でこすってフラップがずれたケースは当院ではほとんどありませんのでご安心下さい。
但し、レーシック手術後1週間は、眼を触ったり擦ったりすることを控えて頂く必要がございます。
フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着し、通常、1週間程でほぼ安定し、その後、角膜の上皮細胞が再生することにより3ヶ月程で更に強く接着します。
通常、手術後1週間経過していればフラップの状態もかなり安定していますから、目元を触れる程度でフラップがずれたりすることはありませんが、約1ヶ月は眼を強くこすったり、強く押さえたりしないように注意して下さい。
また、通常でも眼をこすることはあまり良いことではありませんので、できるだけ眼をこすったりしない方が良いかと思われます。
(3ヶ月以上経過していても、眼をぶつけたりするとずれてしまうことがございますので、眼をぶつけないよう注意が必要です。)
尚、当院では怪我や眼を擦ってしまう等のトラブルを避ける為、夜間の保護眼帯と日中の保護用サングラスを無料にて差し上げております。
怪我や埃の危険性、眩しさからの保護の為にお使い下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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