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- <相談 Question>
- レーシックをこちらで検討中ですが色々と不安もありますので、それを解消させてから受けたいと考えております。
相談も多いのですが、よろしくお願い致します。
まず、リスクについてですが、レーシックを受けることにより、老眼になりやすくなりますか?
ドライアイになりやすくなりますか?
その他、レーシックをすることによるリスクはありますか?
もし受けるならば4月を予定しております。
花粉などで術後に目に負担がありますか?
ひどい花粉症ではありませんが、もし花粉症の症状が出た時に治療を受けることはできますか?
自分で白髪染めをしていますが、術後どのくらいで始められますか?
やはり目に負担はありますか?
温泉はいつごろから入れますか?
旅行はいつごろから大丈夫ですか?
洗濯物を干す時に直接太陽を見てしまうことがよくありますが、やはり術後はよくないですか?
生理中は手術をしない方がよいですか?
寝かしつけ程度で授乳していますが、薬を使用中だけ授乳をやめれば大丈夫ですか?
卒乳しなければ手術は受けられませんか?
以上、相談が多く申し訳ございません。
よろしくお願い致します。
- <回答 Answer>
- 通常、治療を行う際には、近視乱視がほぼ無くなる状態(正視といいます)になるように、治療を行います。
正視というのは、普通に眼が良い方と同じ状態ですが、レーシック手術そのものは老化現象を防ぐものではないため、レーシック手術をお受け頂いても、40代中頃になると、普通に眼が良い方と同じように、手元が見えづらくなってくる老眼の症状が出てきます。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えてピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います)
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック手術では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
手術により眼が良くなった場合には、もともと眼が良い方と同等の条件になるとお考え下さい。
普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
レーシック手術後は日常の生活では眼鏡やコンタクトレンズが必要なくなります。
但し、老眼が始まった時には近くで物を見る際に老眼鏡が必要になります。
一方、近視の治療をしていない場合には、従来通り、普段から眼鏡の装用が必要であり、尚且つ、老眼が始まった時には近くで物を見る際には眼鏡をはずさないと近くが見えない症状がおこります。
更に老眼が年齢とともに進行すると、近くは老眼鏡が必要になり、遠近両用眼鏡、もしくは遠く用と近く用の2つの眼鏡が必要となります。
レーシック手術をお受け頂いた場合のメリット、デメリットをよくご検討頂いた上で、手術を受けられるかどうかをお決め頂くと良いかと思います。
レーシック手術後は一時的に涙の分泌が不安定になる為、眼が乾きやすくなる(ドライアイ)症状が強くなりますので、その間は点眼薬等によるケアが必要となってくる可能性がございます。
通常は時間の経過と共に徐々に改善してくるのですが、手術前と涙の分泌量がほぼ同等になるには約 6ヶ月から12ヶ月程かかります。
尚、手術前からドライアイの傾向がある場合には、最終的に手術前とほぼ同等の涙の分泌量に改善した場合でも、もともとのドライアイが治るというわけではないため、手術によって視力を回復した後も、やはり、乾燥に対する点眼等の治療が必要となってくるかと思われます。
花粉症がある場合でもほとんどの場合、手術には影響ありません。
また時期的には花粉の時期を避ける必要はございません。
花粉症の治療に使用する点眼薬内服薬注射は、レーシック手術には支障ありませんのでご安心下さい。
レーシック手術後の花粉症治療に関しては、内服薬や注射は特に制限はございませんが、点眼薬はレーシック手術 1週間後から可能となります。
通常、眼が良い方と同じように病院を受診された上で、主治医の先生の指示に従い、点眼薬や内服薬等の治療をされると良いかと思います。
尚、当院で手術後に処方する点眼薬には、花粉症の眼症状を抑えるものも含まれており、手術後に眼が痒くなりにくくなっております。
手術の傷口は戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着していき、 その後、角膜の上皮細胞が再生することにより 1週間ほどで強固に接着していきます。
特に 1週間後までは眼の状態は不安定ですので、刺激により傷口が開き、視力低下や感染症の原因となる恐れもございます。
その為、 1週間を目安に、いくつかの行動に制限を設けております。
手術後1週間程度は、眼に水や汗、石鹸水等の異物が入らないように気をつけて頂く必要があるため、パーマやカラー等は手術後1週間程度避けて頂けたらと思います。
室温が高く、眼に蒸気がかかるような温泉や温泉は、手術後 1週間は控えて頂いております。
飛行機自体には手術翌日からご搭乗頂くことが可能ですが、手術後は眼の状態が不安定となりますので、ご旅行のご予定がある場合には1週間後検診を受けて頂くことをお勧め致します。
尚、手術後、海水浴などは1ヶ月後から可能ですので、もし旅行先での海水浴のご予定がある場合には、旅行の1ヶ月前にお受け頂くか、もしくは旅行後に手術をお受け頂くことを、お勧め致します。
紫外線に関しては通常と同様に保護して頂けると良いかと思います。
尚、紫外線そのものは眼にとって良いものではありませんから、手術をお受け頂いた場合でも、お受け頂かない場合でも、長い時間紫外線を浴びる場合には、サングラスなど眼の保護をされた方が良いかと思われます。
生理中であっても、レーシックの検査手術には特に支障ありませんので、ご安心下さい。
授乳中でも検査手術をお受け頂くことは可能ではございます。
ただし、手術後の経過によっては、炎症止めのステロイド内服薬(プレドニゾロン)を約2日間内服が必要となる場合があり、内服薬使用期間中は授乳を中断して頂く必要がございます。
そのため、当院では出産後に検査手術をお受け頂く時期としては、授乳を中断可能な時期や、授乳終了後をお勧め致しております。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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