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- <相談 Question>
- 現在、2週間コンタクトを使用中です。
視力は両眼約0.05です。
まだ老眼にはなっていないのですが、今レーシックを行うと、老眼になった時に困るので、手術を老眼後まで待った方が良いのでしょうか?
眼底検診の時に、毎回ではないのですが、乳頭陥凹の疑いで2回引っかかったことがあります。
再検査では問題ないとのことでしたが、レーシックできない可能性がありますか?
- <回答 Answer>
- 通常、治療を行う際には、近視乱視がほぼ無くなる状態(正視といいます)になるように、治療を行います。
正視というのは、普通に眼が良い方と同じ状態ですが、レーシック手術そのものは老化現象を防ぐものではないため、レーシック手術をお受け頂いても、40代中頃になると、普通に眼が良い方と同じように、手元が見えづらくなってくる老眼の症状が出てきます。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えてピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。)
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック手術では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
手術により眼が良くなった場合には、もともと眼が良い方と同等の条件になるとお考え下さい。
普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
レーシック手術後は日常の生活では眼鏡やコンタクトレンズが必要なくなります。
但し、老眼が始まった時には近くで物を見る際に老眼鏡が必要になります。
一方、近視の治療をしていない場合には、従来通り、普段から眼鏡の装用が必要であり、尚且つ、老眼が始まった時には近くで物を見る際には眼鏡をはずさないと近くが見えない症状がおこります。
更に老眼が年齢とともに進行すると、近くは老眼鏡が必要になり、遠近両用眼鏡、もしくは遠く用と近く用の2つの眼鏡が必要となります。
レーシック手術をお受け頂いた場合のメリット、デメリットをよくご検討頂いた上で、手術を受けられるかどうかをお決め頂くと良いかと思います。
視神経乳頭部陥凹がある場合でも、その他の眼の状態に問題がなければ、手術をお受け頂くことは可能です。
但し、詳細な検査の結果、何らかの眼の異常が見つかり、その治療が必要な場合には、先にそちらの治療をお受け頂いてからレーシック治療をお受け頂くことになる場合もございます。
当院では手術前の適応検査にて網膜の状態を調べる眼底検査や、暗いところでの光の感度などを検査し、眼の状態に問題が無く、視力の回復の可能性が高い場合のみに、レーシック治療をお勧めしております。
検査の結果、眼の状態に何らかの異常があると考えられる場合には、レーシック治療はまずお勧めしておりません。
尚、現在視神経乳頭部陥凹を診て頂いている眼科がございましたら、宜しければ一度、主治医の先生にレーシック治療に関してご相談頂くと良いかと思います。
また、当院へお越しの際には、できましたら現在の眼の状態に関して記載されました紹介状をお持ち頂くと良いかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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