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<相談 Question>
視力が0.03位でレーシック治療の検討をしているのですが、2点気になる事があり教えてください。
1)右目が緑内障なのですが、治療はできますか?
2)40歳でまだ老眼の症状はでていませんが、老眼になる前に治療を受けたほうがいいのでしょうか?
以上です。
宜しくお願いします。

<回答 Answer>
1)緑内障がある場合でも、症状が安定しており、現在の眼の状態に問題がなければレーシック手術をお受け頂くことは可能です。
また、レーシック手術をお受け頂いた後でも、緑内障の点眼治療、及び、必要な場合には手術をお受け頂くことが可能です。

ただし、現在の眼の状態に関しましては、文面のみでは詳細がわかりかねます。
また、レーシック手術では角膜を削って近視乱視を矯正する為、手術後は角膜が若干薄くなる分、見かけ上の眼圧が少し低めに測定結果が出る等ございますので、一度、現在の緑内障の症状を診て頂いている主治医の先生にレーシック手術に関してご相談頂くことをお勧め致します。
主治医の先生がレーシック手術をお受け頂いても良いとのことでしたら、当院にてレーシック手術を検討させて頂きますので、現在の眼の状態、治療内容などに関しまして主治医の先生に記して頂いた紹介状を持参の上、当院検査へお越し下さい。

2)レーシック手術そのものは老化現象を防ぐものではないため、レーシック手術をお受け頂いても、40代中頃になると、普通に眼が良い方と同じように手元が見えづらくなってくる老眼の症状が出てきます。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えて、ピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います)

老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック手術では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
手術により眼が良くなった場合には、もともと眼が良い方と同等の条件になるとお考え下さい。
普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。

レーシック手術後は日常の生活では眼鏡やコンタクトレンズが必要なくなります。
但し、老眼が始まった時には近くで物を見る際に老眼鏡が必要になります。
一方、近視の治療をしていない場合には、従来通り、普段から眼鏡の装用が必要であり、尚且つ、老眼が始まった時には近くで物を見る際には眼鏡をはずさないと近くが見えない症状がおこります。
更に老眼が年齢とともに進行すると、近くは老眼鏡が必要になり、遠近両用眼鏡、もしくは遠く用と近く用の2つの眼鏡が必要となります。
レーシック手術をお受け頂いた場合のメリット、デメリットをよくご検討頂いた上で、手術を受けられるかどうかをお決め頂くと良いかと思います。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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