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- <相談 Question>
- アマリスZとiFSイントラレーシックのどちらかでレーシックすることを検討しているのですが、両者のメリットデメリットを教えていただけますでしょうか?
ちなみに、私は近視用のソフトコンタクト−3.5を使用しており、乱視はレフの結果からしてほとんど入っておりませんでした。
よろしくお願いします。
- <回答 Answer>
- 当院で行っているレーシック手術では、フェムトセカンドレーザーにて角膜の表面にフラップと呼ばれるフタを作り、フラップをめくって露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節して近視乱視を矯正します。
尚、当院には様々な手術法(使用する機器の組み合わせによって手術法が異なります)があり、それぞれ異なる特徴をもっておりますので、患者様の現在の眼の状態や生活状況から、その方に合った手術法をお選び頂くことが可能です。
【iFSオーバルイントラレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー:intralase iFS
◇エキシマレーザー:Allegretto WAVE Eye−Q
【アマリス500Zレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー:FEMTOLDV
◇エキシマレーザー:Schwind社製アマリス
iFSオーバルイントラレーシックでフラップを作成する際に使用するintralase iFSは、 フラップ作成の工程をコンピューター制御で行いますので、安全に均一で薄いフラップを作成することができます。
また、フラップの厚みや大きさ、フラップを支えるヒンジの位置や長さ等を自由に設定することが可能のため、フラップの形を立体的に作成することで、術後は衝撃に強いのが特徴です。
(但し、強度的には手術前と全く同じというわけではありません。格闘技や交通事故を起こして車のハンドルが眼に当たるなど、眼に直接大きな怪我などをされた場合には、フラップがずれてしまう場合はございます)
アマリス500Zレーシックでフラップを作成する際に使用するFEMTOLDVも、フラップ作成の工程をコンピューター制御で行いますので、安全に均一で薄いフラップを作成することができます。
尚、FEMTOLDVは、トップビューカメラが搭載されていますので、手術中も患者様の眼を確認しながら進行することができます。また、フラップの位置を微調整できる機能もありますので、正確性安全性ともに優れています。
その他、機械自体が非常にコンパクトボディーのため、フラップの作成がエキシマ室で行えますので、イントラレーシックのようなイントラレーザー室からエキシマレーザー室へ歩行移動の必要がございません。
コンディションメーターはエキシマレーザーに搭載されているもので同時に測定することが可能です。
FEMTOLDVは、intralaseiFSと比べ、1発当りの照射エネルギーが低いことが挙げられます。
角膜組織へのダメージはトータルのエネルギー量ではなく、レーザー1発あたりのエネルギー量が関係しており、FEMTOLDVはintralaseiFSと比較して照射のスポット数は多いですが、その1発当たりのエネルギー量が少ないため、FEMTOLDVの方が、角膜の繊維構造を壊しにくく、角膜の組織に与えるダメージも少なく、角膜の負担が最小限で済むので、術後の炎症も少ない、眩しい症状が出にくいという特徴があります。フラップリフトがスムーズで、術後経過が良好です。
また、intralaseiFSで作成するフラップの厚さは、 90ミクロン〜110ミクロンですが、FEMTOLDVで作成するフラップの厚さは、なるべくフラップを除いた角膜実質厚を残すために、薄め( 90ミクロン〜100ミクロン)となっております。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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