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<相談 Question>
核白内障があると診断されました。
手術を考えていますが、眼内レンズに関していくつが質問があります。
多焦点レンズが一番理想的だと思うのですが、夜の車の運転の時ヘッドライトがにじむ為危ないと聞きましたがやはりそうなのでしょうか?
また全体的に薄暗い感じになるとも聞きましたが、まだ新しいレンズと聞いていますのでやはりそういったデメリットもまだまだあるのでしょうか?
また単焦点レンズで近くに合わせた場合、コンタクトを使用すると遠くも見えると読みましたがその場合近くはぼけてしまうのでしょうか?
【コンタクトプラス老眼鏡?】極度の近眼ですのでコンタクトをつけること自体は気にならないのですが、もし近くにあわせてもコンタクトをしてしまうと近くを見るにはめがねが必要なら遠くにあわせた眼内レンズの方が良いのか考えています。
回答よろしくお願いいたします。

<回答 Answer>
当院では、白内障手術(マルチフォーカルレンズ/モノフォーカルレンズ)を行っており、良好な結果が得られております。
白内障手術は濁った水晶体を摘出し、残した水晶体が入っていた支え(水晶体嚢)に透明な代わりのレンズ(マルチフォーカルレンズ/モノフォーカルレンズ)を入れる手術です。
手術後は、水晶体が年齢と共に弾力性が失われ、眼の調節機能が衰えてピントをうまく合わせられなくなる眼の老化現象である老眼と同じ状態になります。
そのため、見るものの距離に合わせて眼鏡をご使用頂くと、さらに良好な視力を得ることができます。

マルチフォーカルレンズ≪多焦点眼内レンズ≫は、遠くと近くと両方の焦点を合わせることが可能です。
手術後は遠くも近くも見えますので、遠視用眼鏡(老眼鏡)の使用頻度を減らすことが出来ます。
モノフォーカルレンズ≪単焦点眼内レンズ≫は、従来の白内障手術で使われている、1つの焦点しか合わないレンズです。
焦点を近くに合わせた場合は、遠くを見る際は近視用眼鏡が必要です。
また、焦点を遠くに合わせた場合は、手元のものを見る際は遠視用眼鏡(老眼鏡)が
必要です。

遠近両用白内障手術(マルチフォーカルレンズ)の手術後は、しばらく霞む感じが残る場合があり、その場合、なれるまで3〜6ヶ月かかります。
また、最初の内は光が散乱したり、ぼやけて感じたりするハログレア症状が出ます。
これらの症状は時間の経過と共に改善していきますが、まれに生活に支障がないレベルで症状がわずかに残ることがあります。
尚、遠近両用白内障手術(マルチフォーカルレンズ)もレーシック手術と同様に、その時点での近視を矯正することは可能ですが、近視の進行の予防となるわけではないため、手術にて良好な視力に回復された後も、近視の進行によって視力が低下する可能性はございます。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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