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<相談 Question>
近視左右とも0.1、 乱視あり
老眼もあります。HPを拝見させていただき、どうせレーシック手術を受けるならどっも見えるようにしたいと考えております。
今遠近両用メガネを使用し左右1.5程に矯正しております。
どっちも見えるようにするには、レーシックカムラがよいという広告をしております。予算もあり安い方がいいのですが、アマリス750レーシックカムラとの違いはなんでしょうか。
見え方が高い治療法を行ったほうが明らかに良いのであれば、考えます。違いを教えて下さい。
他に遠近どちらも見えるようにするにはどうすればよいのかご指導お願いします。

<回答 Answer>
レーシックカムラやアマリス750レーシックカムラの場合、近視乱視をお持ちの方は、レーシック手術(フェムトセカンドレーザーにて角膜の表面にフラップと呼ばれるフタを作り、フラップをめくって露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節して近視乱視を矯正)後に、カムラインレーを挿入してフラップを元に戻します。

レーシックカムラとアマリス750レーシックカムラの異なる点は、使用するエキシマレーザーの違いとなります。
アマリスの最大の特徴は、7次元アイトラッキング(眼球自動追尾装置)です。
これまでのエキシマレーザーのアイトラッカーは2次元のものが多かったのですが、2次元のアイトラッカーでは眼の傾きも平面の動きとして認識してしまうため、眼が傾いた状態で照射した場合、照射位置がずれることがあります。
しかし、アマリスの持つ、7次元全ての動きを察知できるアイトラッカーは、眼の傾きにも対応でき、正確な照射位置を瞬時に判断します。

当院ではアマリス(7次元)の他、 Allegretto WAVE Eye-Q(2次元)を用いた手術を行っており、どちらの手術も夜間の見え方の質はよいですが、照射位置の微妙なずれが生じた際は夜間の見え方の質の低下につながりますので、アイトラッキングの性能が良いアマリス(7次元)を用いた手術が、より質は高いかと思われます。
また、レーシックカムラで使用するAllegretto WAVE Eye−Q(400Hz)と、 アマリス750レーシックカムラで使用するアマリス750S(750Hz)の違いとして、 周波数の違いがあげられます。
周波数の違いは、トータルの照射時間の違いとなりますが、同じ度数を矯正する場合、 Allegretto WAVE Eye-Qは約6秒、アマリス750S(750Hz) の場合は約3秒と、照射時間がより短く乾燥の影響を受けにくいため、更に精度の高い照射が可能となっております。
※照射時間が長い場合には、術中の乾燥により、レーザーの効果が強く出てしまい、過矯正気味になることがあります。  

しかし、アマリスは7次元のアイトラッカーを用い、また2段階の照射パターンを行うことで、より早くより正確なレーザー照射を実現し、照射時間の短縮によって角膜へのダメージを軽減するだけではなく、手術による高次収差の増大を最小限に抑えることを特徴としています。そのため、高次収差の増大によるハログレアの発生を最小限に抑えられる可能性がございます。
また、さらにアマリスは「アベレーションフリープログラム」という、術後に高次収差を増加させない照射プログラムを採用しています。
アマリスのアベレーションフリープログラムは、本来持っている自然な見え方の“質”を保ちながら、視力を向上させる最先端の治療法として世界的にも注目されています。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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