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<相談 Question>
担当者様、はじめまして。私は空手を長年やっているのですが、近視がひどく試合ではいつもコンタクトレンズを使用しています。
いろいろと不便なので手術を検討中なのですが、ラゼックが格闘技に適している理由を教えていただきたいと思います。



<回答 Answer>
当院では、格闘技などをされており、眼の怪我をする可能性が高い方に対しては、レーシックではフラップが手術後の怪我によりずれてしまう恐れがありますため、ラゼックという(フラップ自体を作成しない)方法をお勧めしております。

レーシック手術では角膜の表面をフラップといって薄く切開しますが、切開された部位は手術後完全に接着するというわけではないため、手術後、眼の状態が安定してから眼に衝撃が加わった場合でも、それによって必ずしも切開した部位がずれたりするというわけではないのですが、怪我の状況によっては切開した部位がズレてしまうというリスクがありますので、サッカーやラグビー、柔道や空手等をされる場合には、万が一の怪我の際には傷口がずれてしまうリスクがあるということをお話した上で、レーシック、もしくはラゼックを選択して頂いております。

万が一フラップがずれてしまった場合でも、怪我がフラップのズレだけの場合は、多くの場合は早急に適切な処置を行うことにより、怪我をされる以前の状態とほぼ同じくらいに回復することは可能ですが、眼に強い衝撃が加わった場合には、手術した部位以外もダメージを受けてしまう可能性もあり、そのような場合には手術をした部位の手術を行っても、その他の部位(網膜等)がダメージを受けてしまっている場合には、視力の低下をきたす可能性がございます。

ラゼックは、アルコールを用いて上皮細胞層を除去し、近視乱視を治療するエキシマレーザーを照射する手術方法です。
レーシックでは、フラップが手術後の怪我によりずれてしまう恐れがありますが、ラゼックはフラップ自体を作成しない手術であるため、手術後、角膜の強度に優れております。
ラゼックは、術後の経過が不安定な部分もあるので、6ヶ月経過後までは当院にて検診を受けて頂く必要があります。
そのため、遠方でご来院が困難な方には、手術をお勧めしておりません。


※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。


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