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- <相談 Question>
- 1.IOL(ICL)は取り外し可能となっていますが、取り外したあとは元に戻ると考えていいのでしょうか?
(傷跡のようなものは残らないのでしょうか)
2.IOL(ICL)は、目をこすったり抑えたりしても大丈夫なのでしょうか?
3.IOL(ICL)後、老眼になった場合の治療法はありますか?
- <回答 Answer>
- 1.フェイキック IOL(前房型後房型)は術後、取り出すことが可能です。
そして取り出しますと、徐々に通常のフェイキック IOL手術前の状態になっていきます。
但し、フェイキック IOL手術(前房型後房型)では、レンズを眼内に挿入した場合、眼の中の水の流れが滞る場合があり、これを防ぐためにレーザーにて上部の虹彩を一部切開しております。レーザーで切開した部分は残ります。
(視力には影響はございません。)
尚、当院ではフェイキック IOL手術後、再手術(抜去も含む)を要した例はほとんどございません。
2.痒み等で眼をこすることは、 1ヶ月以降でしたら問題はありませんが、本来眼をこすることは手術するしないにかかわらずあまりお勧めできません。
眼に物が当たる等強い衝撃を受けることは、当然ご自身から望んでするとは思われませんが極力避けて下さい。
3. 老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えて、ピントをうまく合わせられなくなる状態(眼の老化現象)のことを言います。
フェイキック IOL手術では、ほとんどの近視乱視遠視の治療が可能ですが、残念ながら老眼の治療はできません。既に老眼が始まっていらっしゃる方は手術後も老眼鏡が必要となってきます。
老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、予測することは困難です。
但し、フェイキック IOL手術によって、普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございません。
尚、フェイキック IOL手術後でも、角膜形状等が適応基準を満たしている場合は、レーシックカメラ、または、遠近両用白内障手術(マルチフォーカルレンズ)をお受け頂くことは可能です。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。
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