Q&A
2007年09月18日 (31歳/女性)
手術をしようかと思うのですが、不安要素がいくつかあり、迷っている段階でして質問させていただきました。
1)レーシックでの失明はこれまで一例もないということですが、それ以外の病気等、問題があった例はありますか?
2)レーシック自体まだ歴史が浅い方だと思いますが、レーシック手術を受けた後、残りの生涯を何の問題もなく終えられるのかが不安です。
まだ実際一生涯を終えられた方の例は少ないと思いますが、手術後一生安全だという保障はありますか?
3)手術を受けてからの安静期間(会社や学校を休む期間)は、長い方の例で最大どれ位となりますか?
1)治療に関して最も可能性があるリスクとしては、一度の治療で必ずしも近視乱視が完全に治療できるとは限らないことがあげられます。
1回目の治療でも近視や乱視等が残り、追加の矯正治療が必要となることもあり、その可能性は当院では1%未満となっております。
尚、当院では2回目の治療を受けられた方はほぼ全員が1.0以上の良好な視力に回復されております。
その他のリスクとしては、手術後は一時的に涙の分泌が不安定になる為、眼が乾きやすくなる(ドライアイ)症状が出やすくなります。
また、最初の内は光が散乱したり、ぼやけて感じたりするハログレア症状が出ます。
これらの症状は時間の経過と共に改善していきますが、まれに、生活に支障がないレベルで症状がわずかに残ることがあります。
2)副作用等や体に与える悪影響につきましては、エキシマレーザーで近視治療が行われるようになってから約20年が経ちますが、長期的には特に問題がなく、原理的にも安全と考えられております。
そのため、毎年世界で数百万人の方がレーシック治療を受けられております。
また、イントラレーシック治療自体はアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたります)によっても安全性が認証されている、安全な治療方法です。
3)見え方は個人差がございますが、翌日検診後は裸眼で生活頂けますので、レーシックを受けられたほとんどの方は、手術翌日検診後もしくは翌々日から通常の仕事に復帰されております。
また、埃っぽい職場環境である場合には、当院で差し上げている保護用の眼鏡を1週間程度、作業時に着用して頂くことをお勧め致します。
手術後1週間程度は眼をこすらないほうが良いため、もしお仕事などで、眼に汗が入って眼を拭いたり、眼をこする可能性があるような場合には、1週間程度作業を控えて頂くなどされると良いかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。