Q&A
2007年10月02日 (?歳/非公開)
2つ疑問がでてきたのですが、イントラレーシックはフラップを作成するが、カスタムビューはフラップを作成しないと聞きましたが、ウェーブフロントレーシックも同様にフラップを作成しないものなのでしょうか?
ウェーブフロントがイントラレーシックのオプションのように書かれていたので、どのように手術するのか分かりにくく感じたのですが、どちらにしろ、適正検査次第でどの手術が可能かどうかが決まるのですね?
では、他のクリニックのカスタムビューと御クリニックのウェーブフロントレーシックは同じものと考えてよろしいのでしょうか?
また、老眼に関してですが、通常のレーシック手術を受けていない方と同様に老眼になったりするのでしょうか?
白内障になる確率も通常の方と何の変わりもないのでしょうか?
白内障の手術が必要になったときは、レーシックをしていても問題なく受けられるものなのでしょうか?
当院で行っております「ウェーブフロントレーシック」と「カスタムビュー」は、その内容自体はほぼ同等のものとなっております。
尚、他のクリニックで行われている「カスタムビュー」と、当院で行っているレーシック治療の違いとしては、フラップの作成方法に大きな相違点がございます。
レーシックとは角膜の表面をめくりフラップと呼ばれるフタを作り、その露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削る事で光の屈折率を調節し、近視乱視を矯正する方法で、通常マイクロケラトームという眼球専用の金属製の刃物でフラップ(フタ)を作成します。
「カスタムビュー」では、マイクロケラトームという眼球専用の金属製の刃物でフラップを作成するレーシック治療です。
従来のマイクロケラトームを用いたレーシック治療のメリットとしては、使用する機器が安価であるため、より安く治療をお受け頂けることが挙げられます。
それ以外は特にイントラレーシック治療と比べて、優れている点は無いかと思われます。
一方、当院で行っているイントラレーシック治療は、金属製の刃物であるマイクロケラトームを用いず、薄く、正確にフラップを安全に作成することが可能になっており、従来のマイクロケラトームを用いたレーシック治療と比較して、その矯正精度も高く、手術の安全性も高まっております。
そのため、現在イントラレーシック治療は世界的にみても急速に普及しつつあり、昨年度は米国でも約25%の方がイントラレーシック治療を受けられており、その割合は急速に拡大しつつあります。
将来的にはイントラレーシック治療が、レーシック治療に取って代わることが予想されております。
当院では、基本的に全例に対して「ウェーブフロントレーシック」を行う為の検査を実施しております。
尚、全ての患者様に「ウェーブフロントレーシック」が最善の選択肢であるとは限らないため、使用しない方が良い結果がでると判断された場合には、使用しない場合もあります。
但し、「ウェーブフロントレーシック」行わない場合でも、当院で導入しているエキシマレーザー(レーザーを照射し、角膜を削ることで近視乱視を矯正するレーザー機器です)は、「ウェーブフロントレーシック」と同等の効果を出すことが可能です。
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも病気の治療、手術は可能です。
レーシック手術により、白内障等の眼病のリスクが普通以上に大きくなるということはございませんので、ご安心下さい。
但し、眼科に受診される場合はレーシック治療を受けられたことを、予めお申し出下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。