Q&A
2007年10月14日 (34歳/女性)
本日某病院でレーシックの説明会と簡単な検査を受けました。
検査してみたら、私の角膜は平均より少し厚く、「愛知県産」の「カンナ方式」(マイクロケラトーム)ではフラップを蓋して、くっつく際によれる確率が他の人より高くなるので「レーザー方式」で削って行なう手術をしてくれる病院をネットで探してそっちで受けた方が成功率があがると医師に言われました。
ただ、そのレーザー方式がどんな正式名称で、どこの医院で行なっているのかは教えてくれなかったのですが、「スーパーイントラレーシック」はそれに該当するのでしょうか?
また、「コンチェルトスーパーレーシック」と同じものですか?
レーシックとは角膜の表面をめくりフラップと呼ばれるフタを作り、その露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節し、近視乱視を矯正する方法です。
従来のマイクロケラトームを使用したレーシック治療では、眼球専用のカンナ(金属製の刃物)により角膜を切開してフラップ(フタ)を作成しますが、金属製の刃物ではどうしても正確性に欠け、部分的に切れない、逆に切れすぎてしまうといったトラブルが起きていました。
一方、当院で行っているイントラレーシック治療では、最新の米国製『イントラレースFS60レーザー』を用いることで、コンピューター制御により正確な形、厚さでのフラップ作成が可能であり、切除の精度も高く、結果として、視力の質も向上しております。また、従来のレーシック治療では再手術率が約 3〜10%あったものが、当院での再手術率は1%未満と非常に高い矯正精度となっております。
当院で現在用いている『ALLEGRETTO ブルーライン』は、2007年に発売されました最新の機種のエキシマレーザーであり、従来の機種と比較して眼球の動きなどをより細かく制御することで、より正確な照射が可能となっております。
また、他院で使用しているエキシマレーザー『コンチェルト』と比較して、同じ度数を矯正する場合には照射速度がコンチェルトの場合5秒であるのに対し、ALLEGRETTO ブルーラインの照射速度は6秒と、ほとんど同じであり、角膜を切除する量や性能、視力等の結果に関しては、メーカーによると特に違いがないといわれております。
尚、コンチェルトに関しては、まだその結果に関しての正確な報告がございませんが、当院で行っている ALLEGRETTO ブルーラインを用いたイントラレーシック治療の術後の平均視力は 1.5以上であり、約98%の方が1回の治療で 1.0以上の良好な視力に回復されております。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。