Q&A
2007年10月17日 (28歳/男性)
両眼の視力が0.1未満です。
現在、手術を検討していますが、以下のことについて教えてください。
1)手術後3ヶ月で98%の方が視力1.0以上とのことですが、残る2%の方はどのような状態なのでしょうか。
視力が回復しても0.2程度ではメガネが必要で、あまり意味がないと考えます。
1.0近くまで回復するのでしょうか。
2)10年ないし20年後の経過について教えてください。
個人差があると思いますが、視力の低下などは見られるのでしょうか。
統計的な傾向は明らかになっているのでしょうか。
1)当院で導入しております最新のエキシマレーザーでの治療成績を申しますと、約98%の確率で 1回の治療で1.0以上になっており、手術後の平均視力は1.5以上となっております。
また、 2%のうち、約 1.5%は最初から 1.0未満の視力が希望であり、残りの0.5%が 1.0以上の視力が希望で、 1回目の治療で近視乱視などが残り 1.0未満の視力となった症例です。
尚、当院では2回目の治療を受けられた方は全員が 1.0以上の良好な視力に回復されております。
2)エキシマレーザーで人間の近視治療が行われるようになって約20年になりますが、レーザーの影響で10年後20年後に何か悪いことが起きていることは全くありません。
また、原理的にも安全と考えられる為、現在、毎年世界で数百万人の方がレーシック治療を受けられております。
ほとんどの方は治療後は良好な視力を維持されておりますが、近視の進行は遺伝や環境など様々な要因に関係しており、レーシック治療そのものは近視乱視の進行を予防するわけではないので、レーシック治療後に良好な視力に回復された場合でも、術後の生活によっては少し進行する可能性もございます。
また、当院で治療を受けられた患者様の約98%が1回の治療で 1.0以上の良好な視力に回復されておりますが、レーザーの効果には個人差があるため、もともとの近視乱視度数が強い方の場合は、1回目の治療でも近視乱視が残り、視力の回復が不十分になる場合もございます。
このような場合には、角膜の厚さなど眼の状態に問題がなければ、追加矯正治療により更に視力を向上することは可能です。
(手術後の近視の戻りや、1回目の手術でも近視や乱視などが残り再手術を要した割合は1%未満となっております)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。