Q&A
2007年10月22日 (40歳/女性)
眼が小さい人は、眼を切開すると聞きました。
その際、切開した部分の後処理はそうするのでしょうか?
また、切開は誰がするのでしょうか?
イントラレーシックではイントラレースFS60レーザーを使用し、コンピューター制御により安全正確にフラップを作成することが可能ですが、フラップを作成する際にはリング状の器具を使用致します。
瞼裂幅(けんれつはば:上まぶたと下まぶたの間の眼の幅)といって、眼の大きさは人によって異なってきます。
瞼裂幅が小さい方でも、ほとんどの場合はフラップを作成するリング状の器具が入りますが、リングが入るかどうかは眼の周りの皮膚の伸縮性によっても影響されてくるため、実際に手術をする際にリングを入れてみないと、入るかどうかは予測が困難です。
尚、フラップを作成する器具に関しましては、器具を小さくすると器具が眼球を固定する力も弱くなってしまうとのことで、メーカーも小さい器具は作っておりませんので、器具の大きさに関しては一定となっております。
どうしてもリング状の器具が入らない場合には、目尻をわずかに切開して器具を入れる方法もございます。
手術を行っているドクターの判断で行い、具体的な手技としては、目尻に局所麻酔薬を少量注射した上で、目尻を2〜3ミリ切開致します。
麻酔薬を使用するため、切開そのものに関してはほとんど痛みはございません。
目尻の切開後はすぐに、その場でイントラレーシック治療を引き続きお受け頂くことが可能です。
また、目尻の切開はわずかなものでありますため、基本的には縫合の必要もなく、ほとんど痕も残らず治癒していくため、通院回数も通常のイントラレーシック治療と同様です。
フラップの切開部位に関しては、眼科医が顕微鏡で診て分かるレベルでの痕は残りますが、通常肉眼では切開した痕は分かりません。
検査でご来院の際には、詳細な眼の検査およびドクターによる診察をさせて頂きますので、その際に眼の切開も含めまして何でもご相談下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。