Q&A
2007年10月23日 (31歳/女性)
エピレーシックについて詳しく教えて下さい。
(定期検診の回数や、使用している機械や回復にかかる日数など)
他のクリニックの適応検査で施術が受けられないと診断された場合、別のクリニックでもやはり結果は同じものなのでしょうか。
検査の結果、施術が受けられない人はどれくらいの割合でいるのでしょうか。
イントラレーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、生まれつき角膜が薄い方や手術後に効果が出にくい角膜の形をしている方(手術前の検査にて分かります)は手術をお勧めしない場合があります。
当院で行っているイントラレーシック治療では、従来のマイクロケラトームを使用した治療と比べると、より強度な近視や角膜の薄い方でも治療できるようにはなってきております。
また、角膜の薄い方にはエピレーシックという治療方法をお勧めする場合もございますが、残念ながら近視が強く、なおかつ角膜の厚さも少ない方は、イントラレーシック治療、エピレーシック治療のどちらも適応とはならない場合もございます。
但し、エピレーシック治療は多くの注意点が必要となります。
≪エピレーシック≫
視力:視力が安定するのに1〜2週間かかる。
痛み:痛みがある程度出る。(3〜4日間)
術後:手術後の角膜の濁り予防のため、半年間点眼薬を使用する必要がある。
術後の保護用コンタクトが必要。(3日後診察時に交換、又は1週間後診察時に外します)
術後検診(3日・1週間・1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月)は全て当院へ来院。
術後6ヶ月間を基本として、紫外線対策のサングラスが必要。
仕事は手術4日後からを推奨。
≪イントラレーシック≫
視力:翌日からすっきり見えやすい。
痛み:痛みはほとんどない。
術後:手術後の角膜に濁りが出ることはない。
点眼薬の使用は1週間。
術後検診(1週間、3ヶ月)は都道府県内の提携眼科への紹介が可能。
翌日検診まで怪我対策の保護用眼鏡が必要。
仕事は翌日検診後もしくは翌々日から可能。
エピレーシックはレーシックよりもフラップの安定に時間がかかります。
また術後の経過が不安定な部分もあるので、 6ヶ月経過後までは当院にて検診を受けて頂く必要があります。
(そのため、遠方でご来院が困難な方には、治療をお勧めしておりません)
尚、当院の術前検査で手術不適応となった方の割合は、全体の約11.5%となっております。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。