Q&A
2007年10月25日 (35歳/男性)
視力は右0.06、左0.08位です。
レーシックをやろうと思ったのは、サーファーであり、海に入る時はコンタクトをしています。
週に2、3回海に入ります。
1)サーフィンは、かなりの紫外線と光を浴びますが、イントラレーシックで大丈夫でしょうか?
他院のHPによると羞明(しゅう明)症とは、異常なほどに光に対して過敏になるというイントラレーシック特有の合併症と書いてありました。
サーファーで手術を受けた方はいますか。
プロなどでいたら教えてください。
2)他院ではより新しい エキシマレーザー「コンチェルト」を使用して、時間が短い等、書いてあります。
やはり新らしくて、周波数が高い方が良いのでしょうか?
品川クリニックでは今後、購入予定はありますか?
3)カスタムレーシックとイントラレーシックの違いや、メリット、デメリット等教えてください。
4)有名人(スポーツ選手、芸能人、等)が他と比べて少ないのですが、ちょっと気になるので教えてください。
5)花粉症です。
いつ手術を受けるのがベターですか?
1)術後のスポーツにつきましては術後の経過に個人差がありますので、基本的に術後の定期検査の診断の結果により許可をお出ししておりますが、一般的な目安として海水浴やサーフィンは手術1ヶ月後からは可能ですが、眼が充血するほど強い刺激を受ける場合には、手術後3ヶ月程度は控えて頂くとよろしいかと思います。
また、紫外線そのものは眼にとって良いものではありませんから、手術をお受け頂いた場合でも、お受け頂かない場合でも、長い時間紫外線を浴びる場合にはサングラスなど、眼の保護をされた方が良いかと思われます。
2)当院で現在用いている『ALLEGRETTO ブルーライン』は、2007年に発売されました最新の機種のエキシマレーザーであり、従来の機種と比較して眼球の動きなどをより細かく制御することで、より正確な照射が可能となっております。
周波数が大きい場合には照射時間が若干早くなりますが、400Hzと500Hzの場合には、照射時間の差はわずかであり(同じ度数を矯正する場合、 400Hzは6秒、500Hzは 5秒となります)、角膜を切除する量もまったく変わりませんので、結果にはほとんど影響はございませんのでご安心下さい。
また、当院で使用しております『ALLEGRETTO ブルーライン』では、約98%以上の方が1回で 1.0以上の視力に回復され、手術後の平均視力も 1.5以上と良好な結果を得られており、非常に安定した結果が得られている為、現在のところ、特に 500Hzのエキシマレーザーの導入は予定しておりません。
イントラレーシックが始まった初期は、非常にまれに合併症(羞明症)の症状が現れた事がありますが、現在は治療器が改良され、そうした症状は発生しなくなっております。また、当院での発生は一例もありませんのでご安心下さい。
尚、万一そうした症状が出た場合でも、点眼薬にて治療が可能となっております。
また、エキシマレーザーを用いた近視手術は約20年前に始まったのですが、長期的に見ても、エキシマレーザーを使用したことによる合併症は出ておりません。
3)当院ではウェーブフロントアナライザーにて眼の細かい凹凸まで検出して、その検出データを『ALLEGRETTO ブルーライン』にリンクさせることで、より質の高い、高次元での矯正を行うことが可能となっております。
当院ではウェーブフロントレーシックと言いますが、治療する機器によって異なる名称で呼ばれており、「カスタムビュー」という名称を用いてるクリニックもございます。
カスタムビューのレーシック治療は、エキシマレーザーの性能そのものが『A-LLEGRETTO ブルーライン』と同等に近い性能での矯正が可能ですが、当院ではフラップの作成をイントラレースFS60レーザーで行うことで、より正確な矯正を可能にしております。
従来のマイクロケラトームを用いたレーシックの場合は、フラップの厚さのコントロールが出来ず、フラップを作成する作業そのもので眼球の凹凸が出現してしまうため、せっかく眼球の凹凸を検出して質の高いレーザー治療を行おうとしても、フラップの作成そのものによってそれが打ち消されてしまう面がありましたが、当院で行っているイントラレーシック治療ではイントラレースFS60レーザーにより、正確なフラップを作成、且つ、ウェーブフロントアナライザーで検出した眼球の細かい凹凸データを『ALLEGRETTO ブルーライン』にリンクして照射することによって、従来のマイクロケラトームを用いたレーシック治療よりも、質の高いレーシック治療を行うことが可能になっております。
4)当院では月間 9000症例以上のイントラレーシック治療を行っており、日々多くの多種多様なご職業の患者様にご来院頂いておりますが、どの方がどのような治療方法を受けられているか等の詳細は、プライバシーに関ることですので、はっきり申し上げることは出来かねます。
何卒ご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
5)花粉症がある場合でもほとんどの場合、手術には影響ありませんが、症状が強い場合には、お近くの眼科にてまず治療をお受け頂くことをお勧め致します。
花粉症の治療に使用する点眼薬内服薬は、レーシック治療には支障ありませんのでご安心下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。