Q&A
2007年11月06日 (39歳/女性)
今日、検査を受けさせていただきました。
ありがとうございました。
でも、残念ながら不適応でした。
『目の下の方が左右共薄い』という事で『辞めときましょう』と言われてしまい、ショックで、あまりなにも聞けずに帰ってきてしまいました。
私を紹介してくれた子も不適応だったのですが、術式を変えて施術しました。
安定するまでに1ヶ月かかったそうですが、今は見えるようになったそうです。
できたら、もう一度不適応の理由と、他の方法はないのか聞きたいのですが。
急がないので宜しくお願いします。
前回の検査の結果からは、角膜の形状の検査にて角膜の下方にやや歪みを認める結果がでておりました。
レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正するのですが、角膜に歪みがある方ですと、治療後に再び角膜が歪むことによって近視乱視が出てきてしまう可能性があると言われておりますため、今回はレーシック治療(イントラレーシック治療エピレーシック治療ともに)はお勧め致しませんでした。
尚、角膜の形状に関しましては、わずかな歪みはコンタクトレンズの装用や眼球の乾燥などによって、角膜の形状の検査にて歪んでいるような結果が出てしまうこともございます。
もし宜しければ、3ヶ月から半年程度期間をあけてから検査をお受け頂くと良いかと思います。
尚、検査結果によっては、一回目と同様の検査の結果で、やはりレーシック治療をお勧めすることが出来ない場合もございます。
レーシック治療以外の治療方法としては、角膜を削らず眼球内に人工のレンズを挿入するフェイキック IOL手術という方法もございますが、前回の検査結果からは、人工のレンズを挿入するスペースが狭いため、現時点ではフェイキック IOL手術もお勧めすることはできません。
その他の治療法としては、角膜内にリング状の補強材を挿入して角膜の形状を矯正し、視力を回復する角膜内リング治療もございます。
但し、角膜内リング治療に関しましては、現在当院東京のみにて行っており、治療後もレーシック治療とは異なり、視力が安定するのに時間がかかるため、治療後の通院も当院東京 に通院して頂く必要がございますため、現時点では遠方の方には治療をお受け頂くことはお勧めしておりません。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。