Q&A
2007年12月14日 (41歳/男性)
カスタムビューという角膜の模様を計測してからレーザー照射するやり方があるようですが、品川近視クリニックさんでも同様のことは行っているのでしょうか?
レーシックとは角膜の表面をめくりフラップと呼ばれるフタを作り、その露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削る事で光の屈折率を調節し、近視乱視を矯正する方法で、通常マイクロケラトームという眼球専用の金属製の刃物でフラップ(フタ)を作成します。
当院では、コンピューター制御により安全正確にフラップを作成することが可能な、“イントラレースFS60レーザー”によりフラップを作成し、“Alleg-retto WAVE Eye−Q 400Hz blue line Shinagawa Edition(アレグレット品川仕様)というエキシマレーザー装置でレーザーを照射し、近視乱視を矯正しております。
現在レーシック治療では近視乱視を治すのみならず、当院ではウェーブフロントアナライザーにて眼の細かい凹凸まで検出して、その検出データをAlleg-retto WAVE Eye−Q400Hz blue line Shinagawa Edition(アレグレット品川仕様)にリンクさせることで、より質の高い、高次元での矯正を行うことが可能となっております。
この方法を当院では“ウェーブフロントレーシック”といいますが、治療する機器によって異なる名称で呼ばれており、「カスタムビュー」という名称を用いてるクリニックもございます。
カスタムビューのレーシック治療は、エキシマレーザーの性能そのものがAll-egretto WAVE Eye−Q 400Hz blue line Shinagawa Edition(アレグレット品川仕様)と同等に、近い性能での矯正が可能ですが、当院ではフラップの作成をイントラレースFS60レーザーで行うことで、より正確な矯正を可能にしております。
尚、当院では、強度近視や強度乱視などで機械的に測定が不可能な場合を除いて、基本的に全例に対してウェーブフロントアナライザーを施行しており、その結果に基づいて、一定以上に眼球の歪みが強く、尚且つ角膜の厚さに余裕がある場合には、ウェーブフロントアナライザーを直接エキシマレーザーにリンクさせて照射を行いますが、患者様にとって最善の結果が出るべく治療を行っておりますので、使用しない方が良い結果が出ると判断された場合には、使用しない場合もあります。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。