Q&A
2007年12月20日 (42歳/男性)
EPI-LASIKを考えていますが、WaveFrontは可能でしょうか。
当院では、イントラレーシック治療以外に、格闘技などをされており眼の怪我をする可能性が高い方や、角膜が薄くイントラレーシック治療でも適していない方に対しては、エピレーシックまたはラゼックという治療方法をお勧めしております。
通常のレーシックではフラップが手術後の怪我によりずれてしまう恐れがありますが、エピレーシック治療ラゼック治療は手術後にフラップの跡が残らず、角膜の強度に優れております。
角膜上皮細胞層を特殊プラスチック製の刃物を使用して剥離する方法がエピレーシック治療です。また角膜の形状によっては刃物を使わないほうが良いと判断した場合には、薬品(アルコール) を使用して上皮細胞層の接着をゆるくして剥離するのですが、その方法がラゼック治療と呼ばれます。
基本的にはエピレーシック治療ラゼック治療ともに、同じ角膜上皮細胞層を剥離して、近視乱視を治療するレーザーを照射する治療方法であり、ほぼ同じ手術方法であると考えて頂いて結構です。
ウェーブフロントアナライザーは、眼球の細かな歪みを測定する検査のことですが、当院では検査を受けられる全員の方に対して、ウェーブフロントアナライザーの測定を行っております。
その結果に基づいて、一定以上に眼球の歪みが強く、尚且つ角膜の厚さに余裕がある場合には、ウェーブフロントアナライザーを直接エキシマレーザーにリンクさせて照射を行います。
但し、その場合は若干角膜を削る量が増えることがございますので、手術前の角膜の厚さ及び、治療を行うことによる矯正の効果等を考慮して、ウェーブフロントアナライザーを直接リンクさせたほうがよいか、を決定しております。(ウェーブフロントの場合は通常と比較して、照射切除量が約20%から30%増えてきます。)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。