Q&A
2007年12月26日 (22歳/女性)
一度検査をした際に、ドクターから角膜の形状が少し凸凹していて荒れている状態なので、角膜保護剤の目薬をして、1、2週間後にまた来て下さいと言われました。
そして、目薬をして、1週間後に再度検査に行くと、違うドクターに角膜の下の方が少し出っ張ってるので切ってしまうと歪みの原因になるので、手術はしない方がいいと言われました。
治らないんですか?と聞くと「病気ではないので、自覚症状はないと思うので、メガネとかハードコンタクトでいいと思います。元々の歪みかもしれません。もっと悪くなってきたら、また目医者を受診して下さい」とのことでした。
ちなみに私はずっとソフトコンタクトです。
なので、一回目と二回目のいドクターの言っていることが少し違うように思えたので、もう少しお聞きしたいなと思いました。
絶対に手術は無理なのか、無理ならば今後どういうことに注意したらいいのか、ハードコンタクトの方がいいのか、など教えて頂けたら嬉しいです。
レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正するのですが、円錐角膜など眼の疾患にて角膜の形状に歪みが生じている場合には、レーシック治療をお受け頂いても再び角膜の形状が変化して近視乱視が出てきてしまう可能性が高いため、レーシック治療をお勧めすることは残念ながら出来ません。
初回の検査結果からは、角膜の形状の検査にて、角膜の下方にやや歪みを示す結果が出ておりました。
尚、歪みそのものはわずかなものであり、眼の乾燥症状がある場合には、乾燥症状そのものにより、角膜の形状の検査にて角膜の形状が歪んで写ってしまうこともあるため、今回一旦、点眼薬をご使用頂いた上で、再度角膜の形状の検査をさせて頂きましたが、2回目の検査の結果でもやはり角膜の下方に若干歪みを認める結果が出ておりましたため、残念ながら今回はレーシック治療をお勧めすることは出来ませんでした。
今回の角膜の形状の歪みに関しては非常にわずかなものであり、今後角膜の形状が安定していれば、レーシック治療をお受け頂くことが出来る可能性もございますため、もし治療のご希望がございましたら、宜しければまたしばらく間を空けて(半年から1年ほど)、再度検査をお受け頂いても良いかと思います。
尚、その際の検査の結果によっては、やはり角膜の形状の歪みを示す値が大きい場合には、レーシック治療をお勧めすることが出来ない場合もございます。
コンタクトレンズの装用に関しましては、角膜の形状の歪みが進行している場合には、特にハードコンタクトレンズを装用して頂くと、その圧迫により、形状の歪みの進行がやや抑えられるとも言われております。
今後角膜の形状の歪みが進行する場合には、それに伴って視力も低下しますので、そのような場合にはソフトコンタクトレンズではなくハードコンタクトレンズを試されても良いかと思います。
視力の低下などが生じることがなければ、ソフトコンタクトレンズを用法をお守り頂いてご使用頂いても結構です。
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