Q&A
2008年01月12日 (33歳/男性)
先日適応検査を受け、円錐角膜の可能性が見られるとのことで、レーシックは受けられない、との話でした。
その際にお話があったのは「フェイキックIOL」でしたが、その後HPや冊子をみると「円錐角膜でレーシック不適応の方には”イントラ角膜リング」がという項目がありました。
円錐角膜の可能性があると診断された私の考えでは、イントラ角膜リングの方が合っていると思うのですが、医師にはフェイキックを勧められたので、どちらがいいのか判断しかねます。
料金的等ですぐに施術を受けることは難しいのですが、選択する際の判断は何かあるのでしょうか。
レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正しますが、前回の検査の結果では、特に右眼の角膜の上方に歪みが生じている結果が出ておりました。
このように角膜に歪みが生じている場合には、レーシック治療で角膜を削った後にも再び角膜に歪みが生じやすいといわれておりますため、残念ながら角膜を削って近視乱視を矯正するレーシック治療(イントラレーシック治療エピレーシック治療ラゼック治療)はお勧めすることは出来ませんでした。
尚、その他の矯正手段としては、眼球内に人工のレンズを挿入して視力を回復するフェイキック IOL手術と、角膜内にリング状の補強剤を挿入して視力を回復する角膜内リング治療とがございます。
今回お問い合わせの角膜内リング治療に関してですが、前回の検査結果からは、角膜の歪みはあるのですが、比較的軽度であるため、角膜内リング治療ですとその効果が強すぎて、乱視が残ることにより見え方が不十分な状態となる可能性がございます。
そのため、眼球内に人工のレンズを挿入して視力を回復するフェイキック IOL手術をお勧めしております。
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