Q&A
2008年01月17日 (31歳/男性)
先日適応検査を受けました。
その時に幾つか質問をしたのですが、まだ少し質問したい事項がありますので、宜しくお願い致します。
施術後、再びコンタクトすることは可能でしょうか。
(視力の戻りがあった場合の視力矯正や、ワンデーディファイン等のカラーコンタクト)結膜炎になり易いので基本的には1dayのものを希望しています。
近視の為、網膜が薄くなっていると診断されたのですが、レーシックで視力矯正後も進行は止まらないのでしょうか。
手術後、将来白内障や緑内障にかかった時、その手術は可能ですか。
レーシックをした場合、白内障や緑内障の治療を拒否する眼科医も居るという話も聞くのですが実際どうなのでしょうか。
地元の眼科で少々眼圧が高めと言われたのですが(治療が必要な程ではない)レーシックをするにあたって障害が起こることはありますか。
ドライアイについてですが、少し目が乾きやすいと診断されました。
もしドライアイが進行して涙腺プラグを考えた場合、アレルギー性結膜炎になり易くなるような気がするのですが、どうでしょうか。
薬についてですが、昔ジスロマックで重症のじんましんが出ました。
しかしその後のアレルギー検査では異常無しという診断をされたので体調的な問題かとは思うのですが、今回それ系の薬が処方されるのであれば気をつけたいので教えて下さい。
(気をつけると言っても体調整えることしか出来ないのですが・・・)
手術をお受け頂いた後でも、手術 1ヶ月後からコンタクトレンズの装用は可能です。
但し、ソフトコンタクトレンズはおおむね装用可能ですが、ハードコンタクトレンズの場合は、レーシック治療では角膜を削ることによって角膜の形状が変わってくるため、眼の状態によっては若干合いにくい場合もございますが、装用できなくなるというわけではございません。
尚、コンタクトレンズの装用は眼科医の指示の元に適切に使用されることをお勧め致します。
レーシック治療では角膜を削ることによって屈折の度合いを変え、近視乱視を矯正しますが、もともとの網膜の状態が改善されるわけではないため、また、もともと近視がある方は、年齢とともに網膜も弱くなってくることがございますので、レーシック治療で視力を回復した後も、定期的に眼の検査をお受け頂くことをお勧め致します。
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも病気の治療、手術は可能です。
レーシック手術により、白内障等の眼病のリスクが普通以上に大きくなるということはございませんので、ご安心下さい。
また、レーシック治療をお受け頂いたことが原因で、白内障や緑内障治療を拒否するということはないかと思われますが、眼科に受診される場合はレーシック治療を受けられたことを、予めお申し出下さい。
高眼圧症がある場合でも角膜の厚さなど、その他の眼の状態に問題がなければ手術は可能です。
尚、レーシック治療では角膜を削って近視乱視を矯正するため、手術後は角膜が若干薄くなる分、見かけ上の眼圧が少し低めに測定結果が出ますから、現在の眼の状態を診てもらっている主治医の先生にレーシック治療を受けられたことをご申告頂くことをお勧め致します。
レーシック治療後は一時的に涙の分泌が不安定になり、ドライアイの症状が強くなるのですが、ドライアイが強い場合には、眼に付着したアレルギーの原因となる物質が涙によって洗い流されにくくなるため、よりアレルギー症状が強くなる可能性がございます。
また、涙点プラグ治療に関しましては、涙点プラグを行うことによって、眼の表面の乾燥症状が改善され、アレルギー症状が軽減される可能性と、また逆に、涙点プラグ治療そのものは、涙の排出量を防ぐ治療であるため、アレルギーの原因となる物質がたまりやすくなることによって、アレルギー症状が強くなる可能性等があり、一概に、涙点プラグ治療を行うことによるアレルギー症状が強くなるかに関しては、はっきりとは申し上げることはできません。
手術後は抗菌剤の点眼薬及び、乾燥防止の点眼薬を1週間分処方しております。
点眼薬は『ベガモックス(抗菌剤)』『 0.1%リンデロン(抗炎症剤)』及び、『ティアバランス点眼液(角膜創傷治癒)』等を使用しております。点眼回数は、手術当日は1時間おき、翌日以降は1日5回となっております。
また、内服薬には『プレドニン(ステロイド)』少量(1日15r5日分)を抗炎症剤として使用しております。
レーシック治療ではフラップといって角膜を切開するため、一時的にある程度炎症が出やすくなることから、炎症防止感染防止として上記のような薬剤を使用しております。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。