Q&A
2008年02月04日 (36歳/女性)
去年 8月末に、レーシックを受けたいと思い検査を受けました。
結果は角膜の状態によりレーシックは無理、半年後再検査し問題なければフェイキックが可能という結果でした。
現在使い捨てのコンタクトですが不便を感じております。
3月に再検査にお伺いし、できればフェイキックを受けたいと思っていますが、レーシッ
クほど情報量もなく症例数もないので、実際に手術の難易度(レーシックに比べて)考
えられるデメリットがあれば具体的に教えていただきたいと思います。
また、実際に手術を受ける場合はどなたが施術することになるのでしょうか?
(経験数など)
当院では現在、角膜が薄くレーシック治療をお受け頂くことが出来ない方の治療方法として、眼内に人工のレンズを挿入する「フェイキック IOL手術」を開始しており、月間約数十件の治療を行っており、治療を受けられた方ほぼ全員が 1.0以上の良好な視力に回復されております。
但し、眼球内に人工のレンズを挿入するため、それに伴なって白内障や緑内障といった、その他の眼の病気が起きるリスクが出てきます。
当院で治療を受けられた方は、現在までにこれらの合併症が起きた方は一人もおりませんが、もし万が一、フェイキック IOL手術後に白内障や緑内障等の眼の病気が出てきた場合には、それに対する治療(点眼薬の使用や、挿入したレンズの抜去)が必要になってくる場合がございます。
また、フェイキック IOL手術もレーシック治療と同様に、その時点での近視を矯正することは可能ですが、近視の進行の予防となるわけではないため、治療にて良好な視力に回復された後も、近視の進行によって視力が低下する可能性はございます。
ですから、お受け頂く場合には、ある程度視力が安定している時期に治療をお受け頂くことをお勧め致します。
フェイキック手術では、ほとんどの近視乱視遠視の治療が可能ですが、残念ながら老眼の治療はできません。
現在、既に老眼が始まっていらっしゃる方は手術後も老眼鏡が必要となってきます。
手術後間もないうちは、特に光が散乱して見えたり、眩しく感じたりします。
通常は時間の経過と共に徐々に軽減されていきますが、生活に支障ないレベルで残ることもあります。
当院では、フェイキック IOL手術を2006年12月より開始いたしました。2008年1月末日までに、フェイキック IOL手術は百症例以上行っており、全ての方が良好な視力に回復されております。
院長及び副院長を始め、数名のドクターがフェイキック IOL手術を執刀しております。また、フェイキック IOL手術は手術日に限りがあります。基本的にはどのドクターがどの患者様を担当するかは、その日のドクターの出勤状況と、その時々の状況によって決まります。
担当医につきましては、ご予約時にお電話口にてお問い合わせ下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。