Q&A
2008年03月12日 (22歳/男性)
以前、スーパーイントラレーシックを受けた者ですが、恥ずかしながら、フラップの仕組みが分かりません。
当ホームページでは、フラップはイントラレースFS60レーザーで作るとありますが、レーザーによって自分の角膜を削ったモノがフラップなのですか?
それとも、レーザーによって新たに作られるものなのですか?
最近、花粉の季節でどうしても目をこすりがちなので、もし、フラップがずれて無くなったら再び手術補償をうけることができないのかと思い、心配になってメールをさせてもらいました。
フラップとは、角膜に切り込みを入れフタの様にしたものです。
レーシックは、角膜の表面にイントラレースFS60レーザーにてフラップと呼ばれるフタを作り、フラップの一部をめくって露出した部分に、エキシマレーザー“Allegretto Shinagawa Edition(アレグレット品川仕様)”を照射して角膜を削ることで光の屈折率を調節し、近視乱視を矯正します。
その後フラップを元に戻して手術を終了します。
フラップは戻した直後から角膜の細胞の陰圧(引っ張る力)により接着し、通常、1週間程でほぼ安定し、その後、角膜の上皮細胞が再生することにより3ヶ月程で更に強く接着します。
但し、角膜の表面のみが再生する為、上皮細胞下のフラップが密着するというわけではありませんので、強度的には手術前と全く同じというわけではありませんが、フラップが安定すれば、通常の生活で眼をこすったりしてずれるということはありませんので、ご安心下さい。
しかし、眼をこすることはあまり良いことではありませんので、できるだけ眼をこすったりしない方が良いかと思われます。
レーシック治療後の花粉症治療に関しては、特に制限はございません。
通常、眼が良い方と同じように病院を受診された上で、主治医の先生の指示に従い、点眼薬や内服薬等の治療をされると良いかと思います。
尚、万が一、フラップがずれてしまった場合には、清潔な環境の手術室でフラップの位置を整復する治療を行います。
フラップがずれてしまって治療をお受け頂いた場合でも、特に治療費はかかりませんので、ご安心下さい。
レーシック後、数ヶ月経った後でも、特殊な専用器具を使用してフラップをめくることが可能です。
再びイントラレースFS60レーザーを照射して、フラップを作ることはございません。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。