Q&A
2008年03月15日 (25歳/男性)
他院で使用されている、ドイツWaveLight社製エキシマレーザー「コンチェルト」と当クリニックが使用している機器の違いを教えてください。
どちらの方がよいのでしょうか?
また、そのような機器の購入(入れ替え)等は検討中なのでしょうか?
レーシックとは角膜の表面をめくりフラップと呼ばれるフタを作り、その露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節し、近視乱視を矯正する方法で、通常マイクロケラトームという眼球専用の金属製の刃物でフラップを作成します。
当院では、コンピューター制御により安全正確にフラップを作成することが可能な、最新の米国製『イントラレースFS60レーザー』によりフラップを作成し、ドイツのWaveLight社製のエキシマレーザー装置『Allegretto WAVE Eye−Q 400Hz blue line Shinagawa Edition(アレグレット品川仕様)』でレーザーを照射し、近視乱視を矯正しております。
アレグレットとコンチェルトの違いとしては、周波数が主な違いとしてあげられます。周波数の違いは、トータルの照射時間の違いとなりますが、アレグレットとコンチェルトの差はほぼ同等であり、同じ度数を矯正する場合、アレグレットは6秒、コンチェルトは5秒となりますが、角膜を切除する量はまったく変わりません。また、視力等の結果に関しては、メーカーによると特に違いがないといわれております。
また、コンチェルトに関しては、まだその結果に関しての正確な報告がございませんが、当院で行っているアレグレットを用いたイントラレーシック治療の術後の平均視力は 1.5以上であり、約98%の方が 1回の治療で1.0以上の良好な視力に回復されております。非常に安定した結果が得られているため、現在のところ、特にコンチェルトの導入は予定しておりません。
レーシック治療を行っているクリニックはいくつかあり、それぞれ価格内容は異なります。
各クリニックにて実際に検査やカウンセリングをお受けになり、ご納得のいく内容のクリニックで手術をお受けになられることをお勧めいたします。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。