Q&A
2008年03月24日 (37歳/男性)
こんにちは。
質問があります。
以前そちらのクリニックで検査を受けました。
結果は円錐角膜だということで、当時は施術はできなかったです。
現在円錐角膜の施術が出来るようになっているので施術を受けたいのですが、あまりの値段の高さに施術をする気持ちになかなか慣れません。
値段が安ければすぐにでも視力を治したいのです。
そこで質問ですが、以前円錐角膜だった人間が月日がたって自然治癒することってありますか?
自然治癒すれば普通のイントラレーシックの施術が可能だし、普通のイントラレーシックの約18万の値段であればすぐにでも視力を治したいのです。
よろしくお願いします。
円錐角膜は、角膜の変形が起こることによって近視乱視などが出てきてしまう病気ですが、原因ははっきりとはわかっておりません。
まれに角膜の変形が進行してしまった場合には眼鏡やコンタクトが合わなくなり、角膜移植を必要とするような重度の変形をきたす方もございます。
尚、多くの場合は20代位までは進行しても、それ以降の進行はほとんど無く、特に眼鏡やコンタクトレンズの装用も問題なく、日常生活上の注意点も特にはございません。
尚、進行が遅くなったとしても、自然治癒することはございません。
尚、実際に円錐角膜である場合には、レーシック治療をお受け頂いた場合でも再び角膜が変形を起こして、近視乱視が出てきてしまう可能性が高いため、円錐角膜の方に対してはレーシック治療はお勧めすることは出来ません。
円錐角膜がある方への治療方法としては、当院では『角膜内リング』を行っており、良好な結果が得られております。
『角膜内リング』は、角膜に特殊プラスチック製のリング状の補強材を、イントラレースFS60レーザーで角膜内に作成したトンネル内に挿入することで、角膜の形状を改善させ、それによって視力を向上させる治療方法です。
角膜リング治療の目標としては、現在の角膜の歪みを出来るだけ矯正して、今までの視力を向上することにあります。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。