Q&A
2008年03月25日 (36歳/女性)
1)強度近視の場合で、2週間のコンタクト非着用期間を守らなかった場合には、検査結果にどのような影響が出るかどうか、もし影響があるというのであれば、強度の近視の場合は検査結果にどのような影響があるのか教えてください。
ウェブで調べると、直接の答えは見つかりませんが、検査結果に影響があるということだけはわかります。
たとえば角膜が薄く計測されるとかむくんで計測されるとかです。
2)角膜が非常に薄い場合にはエピレーシックというのがあるそうですが、2週間のコンタクト非着用期間を守った場合には、この手術を受けられる可能性もあるのかどうかを教えてください。
3)40代後半の老眼の知人がいます。
レーシックは老眼は治らないと聞いていますが、R25に老眼者に対してレンズをいれる治療を今秋に導入予定との貴院の記事がありました。
その真偽と、その場合、レーシックで近視を治して老眼対策レンズをいれる2回の手術が必要でしょうか。
以上3点教えてください。
お願いします。
レーシック治療では、角膜をミクロの単位で削ることによって近視乱視を矯 正するのですが、コンタクトレンズを検査前に装用していると、その圧迫の影響により形状に悪影響が生じる可能性がございますので、治療検査前は一定期間コンタクトレンズの装用を中止して頂いております。
尚、前回の検査結果では、角膜の厚さが約 480ミクロンと平均的な角膜の厚さである 520ミクロンと比較して大幅に薄く、尚且つ近視乱視の度数も強いために、治療するのに必要な角膜の厚さが足りないため、角膜を削って近視乱視を矯正する治療(イントラレーシック治療エピレーシック治療ラゼック治療いずれも)はお勧めすることは出来ませんでした。
コンタクトレンズの装用によって、わずかながらに角膜の厚さが変化することはございますが、前回の角膜の厚さの場合は、残念ながらコンタクトレンズの装用中止期間にかかわらず、角膜の厚さ不足により治療をお勧めすることは出来ないかと思われます。
尚、その他の治療手段としては、眼球内に人工のレンズを挿入して視力を回復するフェイキック IOL手術などもございますが、前回の検査結果では眼球内の人工のレンズを挿入するスペースそのものが狭く、フェイキック IOL手術は現時点ではお勧めすることは出来ません。
またご質問の老眼治療用の角膜内レンズ治療に関しましては、その開始時期などや価格など詳細なことは決まっておりませんが、近視や乱視がある方は、まずレーシックで近視乱視を矯正した後に角膜内レンズを入れる手術、の 2回に分けて治療をお受け頂くことになるかと思われます。
将来的に、医療技術の進歩により安全に治療をお受け頂くことが出来るようなる可能性がございますので、治療のご希望がございましたら今しばらくお待ち頂くことお勧め致します。
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