Q&A
2008年03月31日 (?歳/男性)
タイのバンコクに在住しています。
今後しばらくこちらでの生活が続く見込みの為、タイバンコクでも有名な病院で1ヶ月ほど前にレーシックの手術を受けました。
元々近眼乱視がひどく老眼も始まり、仕事柄PCを利用する機会も多く両方の眼鏡を使い分ける煩わしさからレーシックをやろうと思いたちました。
使用していたメガネを利用する等、検査を受けた結果、メガネレベル1.0には達しないものの、0.8レベルは実現できる。
また、眼鏡より視力は落ちるが度が強い眼鏡のため、レーシック後の方が疲れないとの説明でしたので手術を実施しましたが、結果として通常では翌日や数日で見えるようになると思われる視力が回復せず、1ヶ月以上経過した今でも視力は恐らく0.4程度。
夜はライトがにじむ等余計視界が悪くなる、また少し老眼的には近くが見えるようになった気がするもののPC等を見るとすぐ疲れやすい、という現状です。
担当医は人によって効果が上がるのには個人差はある。
二ヶ月は様子を見たいと
言っていますが、日々改善しているとは思えず効果には懐疑的です。
気になる点は手術時に多少動いたので、術後やりにくかったといわれた事ですが、失敗とは言われていませんので思ったほどの効果が現れていない(なかった)。という所だと思います。
こんな状況で困惑している中、日本に一時帰国した時にでも、再度診て貰うべきかなとも考えております。
ついては下記の質問につき、お答え頂ければ助かります。
1.そもそも検査から再手術という過程を帰国時の1日乃至は2日程度を利用して貴院で即受けることが可能かどうか?
2.他院のレーシック後の再手術はデータがなくても可能なのかどうか?
3.病院の技術(設備で)結果に差が出るものなのかどうか?
4.私の現状はどういう状態であると思われるのでしょうか?
貴院に再検査して頂く意味はあるでしょうか?
参考情報としまして、私の目の場合水分が少ないのか、昔コンタクトに挑戦した時もハードじゃないと駄目だと言われたことがあります。
以上よろしく御願いいたします。
現在の眼の状態につきましては、文面のみでは詳細なことははっきりとはわかりかねます。
平均すると約 3ヶ月ほどで眼の屈折度数は安定してきますが、眼の状態が安定するまでの期間には個人差があり、 3ヶ月より早く安定する場合もあれば、安定するまでに 3ヶ月以上かかる場合もあります。
現在まだ時期的にも眼の状態が安定しておらず、見え方も不安定になっていることが考えられますが、今後時間の経過と共に、徐々に見え方も安定して来る可能性も十分ございますので、今しばらく様子をみて頂いたほうが宜しいかと思います。
再手術ができるかどうかを判断する為には、削ることが出来る角膜の厚さがどの程度残っているかを知る必要があります。
当院で行っているイントラレーシック治療では、フラップの厚さの誤差が数ミクロンであり、非常に正確に作成されている為、再手術が出来るかどうかの判断がしやすいのですが、従来のマイクロケラトームを用いたレーシック治療の場合は、フラップの厚さのばらつきが数十〜百ミクロン近くあり、治療を行っている施設によっても厚さのばらつきが出てきます。
その為、再手術が出来るかどうかの判断につきましては、前回の手術のデータなどが残っている、治療を受けられた眼科にまずは最初に相談して頂くと良いかと思います。
尚、再手術をお受け頂く時期としては、視力の低下が進行している時期にお受け頂くと、治療後にも視力が安定しにくくなることが予想される為、ある程度視力が安定している時期にお受け頂くことをお勧め致します。
また、再手術に関しては、初回の手術と比較して治療後の回復に時間がかかる場合もあり、再手術を受けられる場合には原則として、当院に手術後半年間通院できない場合には当院では治療をお受けしておりません。
特に再手術になってくると、手術後の経過観察も大切ですから、手術後も定期的に通院できる病院にて、治療をお受け頂くことをお勧め致します。
また何かございましたらご相談下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。