Q&A
2008年04月15日 (33歳/男性)
メールでのお問い合わせ失礼いたします。
近日、知人がレーシックの手術を受けましたが、見え方に満足いかず、施術を受けた病院(地方の眼科)に相談したところ、ウェーブフロントアナライザのデータをリンクした施術を受けることができ、レーシックとはまったく違うはっきりくっきりとした視界を得ることができた!!と喜んでおりました。
お電話にて、貴院で、ウェーブフロントアナライザのデータをリンクした施術を行ってらっしゃるのか質問させていただいたところ、解析はしますがほとんどの方がデータリンクの必要がないとのことで、一部の方がそのような施術をうけているとお聞きしました。
知人の体験談もあることや、居住しているのが貴院から遠方であることなどから、同一料金であればウエーブフロントアナライザのデータとリンクした施術をはじめから受けることはできないのかご相談した次第でございます。
また、ウェーブフロントアナライザのデータをリンクすることでマイナスな点などありましたら、お教えいただけませんでしょうか。
長くなってしまい、大変申し訳ありませんが、ご返答いただきますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
ウェーブフロントレーシックは、眼球全体の眼の細かい歪みを検出して矯正する方法であり、特に眼球の歪みが大きい方に対して効果がある治療方法です。
当院では、強度近視や強度乱視などで機械的に測定が不可能な場合を除いて、基本的に全例に対してウェーブフロントの検査(ウェーブフロントアナライザー)を行っております。
その検査結果に基づいて、一定以上に眼球の歪みが強く、尚且つ角膜の厚さに余裕がある場合には、ウェーブフロントアナライザーを直接エキシマレーザーにリンクさせて照射(ウェーブフロントレーシック)を行います。
当院では、患者様にとって最善の結果が出るべく治療を行っておりますので、もちろん、全ての患者様にウェーブフロントレーシックが最善の選択肢であるとは限らないため、使用しない方が良い結果が出ると判断された場合には使用しない場合もあります。
ウェーブフロントの場合は通常と比較して、照射切除量は増えてきますので、角膜の厚さに余裕がない等の場合には使用しないこともございます。
尚、ウェーブフロントを直接リンクさせない場合でも、当院で導入しているエキシマレーザーはその照射方式がウェーブフロントの理論に基づいて照射が行われており、通常と同じ切除量でウェーブフロントと同等の効果を出すことが可能となっております。
(当院ではウェーブフロントの検査使用による追加費用は一切かかりません)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。